武田学校

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横井庄一さんのサバイバルに学ぶ

帝国陸軍の兵士でフィリピンにいた横井庄一さんが、ジャングルの中で敗戦後もずっと何十年もサバイバル生活をして生き延びていたことは、当時話題であった。

外界と接触をせず、まだ米軍に殺されるとおびえながら、洞窟から出て、自分たちで穴を4m掘り、横穴を30mも掘り進んで「快適な地下生活」を送っていたことは……驚異である。


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私は、今後、みなさんが経験することになる「現地球文明の崩壊」に備えてサバイバルの準備を連日続けている。人の罵声や悪口に応えている暇もない。その人たちも私に悪口や罵声を浴びせる前に「死んでしまう」からだ。それぐらい過酷な世の中が到来する。

ステージをいくつかに分けて、準備しているが、現時点では「数十年は現文明の技術や残された残骸物で食いつなげる」という想定でシステムを組んでいる。これがステージ1である。ソーラーバッテリーシステムや電気自動車はその一例である。私のサバイバルシステムはこれだけでは終わらない。次にそれらのシステムも老朽化や部品不足で稼働しなくなったらステージ2で、ほぼ江戸時代までの生活スタイルで乗り切る。これは、電力がない原始生活に近い。でも、横井さんはそれをやっていた。何十年も。

つまり……やればできるということである。横井さんがすごいのは「何もない所から、道具も自作して、最後は服まで織って作っていた」ことである。それらは決して幼稚でなく、高度な文明人としての生き方になっていた。

「ココナッツから油を集め、天ぷらも作っていた」……すごい。

ということで、みなさんに一読してもらいたいのがこの本である。 

新冒険手帳 【決定版】

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 私が小学生のころ父がこの「初代のオリジナル版」をプレゼントしてくれて、それを毎日楽しく読んでいた。 

冒険手帳 (21世紀ブックス)

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 幼少期でもこれらの本は読めるし、実験もできるので、ぜひ家族で読んでアウトドアで実験・訓練に励んでほしい。あなたや周りの人の命を助けるだろう。