武田学校

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熱海の土石流の原因分析と考察(7月11日更新)

  • 熱海の伊豆山の土石流は「自然災害」でなくて「人災」「犯罪」によるものです。私の思考・分析について、山を実際に管理している方からの指摘があり、有益なのでここにシェアしておきます。

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    1960年代の開発前の現地航空写真(国土地理院

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    2004年の商工ファンドグループらによる別荘地開発の土石流現場の航空写真

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    2020年12月ZENホールディングス麦島善光が購入した後の現場航空写真

    2011年に麦島はこの土地一帯を購入し左のソーラーパネル発電所を建設した

    BB_nouriN

  • 内海先生こんにちわ。いつも拝見しております。静岡県西部で山護をしている一族のNと申します。<m(__)m>

    今回の事、あまりにショックで居ても立っても居られず、いったい何が起こったのか、先生の考察を基に自分なりに調べました。

    あくまで推察にすぎませんが、一読していただけると幸いです。

    結論から申しますと、山を切り開いて出た土砂を、谷(沢)に埋めて宅地を造成したのではないかと私は考えます。

    沢を埋め立てたらどうなるか、申し上げるまでもないですね(-_-;)。 上流に土でダムを作ったようなもので、埋め立てた土砂が土石流のトリガーになった。

    突拍子もなく聞こえるかもしれませんが、航空写真を見たところ、谷がなければおかしい場所が造成されて宅地?になっています。本来は沢(2本または集合していた)があっただろうと思われます。

    報道ヘリの映像で、ごっそり削られている部分が映りましたが、黒い部分と茶色の部分に分かれているのを確認しました。

    黒い土が流れ出ている部分が元々山だった場所で、茶色の土が流れ出ている部分が山を削った土で埋め立てた場所だろうと考えられます。

    向かって右側が大きな沢で、左が小さな沢だった事が伺えます。

    ちなみに、周囲の木々の成長具合から見るに、埋め立てられたとするなら、時期は10年~20年前。(あくまで目安です)

    埋め立てが行われる更に10年程度前に、大きい沢(北側)の斜面は一度崩れた事があるだろうと思われます。

    木の集まり方(種類)と成長度合いから、元の山の形はどんな風だったか、頭の中で復元してみて、この結論に至りました。

    山は嘘を言いません。

    自分の山だったら何をしてもいいというのは人間の理屈なんです。

    安く買って造成して宅地にして高く売ろうなどと浅はかな考えで、自然を弄ってはいけないという教訓だと改めて身に沁みました。

    こんな滅茶苦茶な工事計画を誰が許可したのか。役人は出てきて土下座しろ!などと一瞬は思いましたが、

    この造成を、行政が知っていたかどうかは疑問です。山ごと買われてしまうと、持ち主が何をしているかを行政が把握しないうちに事が進んでいる。

    申請が後出し(故意に)になっても、山は元には戻りませんから、行政指導だけして渋々許可を出す。そんな対応しかできない現状を改善しなければいけないと痛感しております。

    山を護りたければ、信用のない人間に譲ってはいけない。これは山を護る人間からすれば鉄則であり掟です。

    ちなみに、メガソーラーについては、影響がゼロだとは思いませんが、今回の土石流との因果関係は、1割あるかないかだと思います。

    ネットを散見していて、ちょっとバイアスかかってないかな。みんな一度冷静になろうねって感じがしています。

    だからと言って問題ないとは思いません。あれはあれで大きな問題だと思っています。やり口(後出し)は同じですから。

    余談ですが、現地には白山神社と本宮社があり、岩戸山に繋がっていました。地の脈をぶった切って水の脈を堰き止めた。これで何も起こらない方がおかしい。

    こういう話は先生の方が専門でらっしゃいますね。見解をお聞かせいただけると勉強になります。

    長年苦しかっただろうと思います。ただ、我慢にも限界があるのです。自然は全てを与えてくれますが、時に全てを奪います。

    今後このような事が起こらないことを祈るばかりです。

    以上になります。ありがとうございました。<m(__)m>

     
  •  u23news

    ありがとうございます。メガソーラー説と別に、実はそのあたりに産廃の不法投棄が行われていたという指摘があるのです。だとしたら、住宅造成どころでなく、悪質な業者の残土登記などが原因となります。県知事の許認可利権なので静岡県民が県議や市議に声をあげていうことで調査可能だと思います。

     
  •  BB_nouriN

    内海先生おはようございます。お返事ありがとうございました。連日のコメント失礼いたします。<m(__)m>

    TVはバカになるので見るなと先生から言われておりますのでTVは見ないのですが、早速、政治的なミスリードが流れまくっていて呆れるばかりです。

    先日も書きましたが、今回の土砂災害はメガソーラーのせいではありません(ほぼ)。不法投棄については、先生も仰られている通りで間違いないようなので、私自身も今後の課題にしたいと思います。

    ご存知だとは思いますが、静岡県は今、メガソーラー問題とJRリニア問題、ふたつの問題が政治利用されています。ともに環境問題です。

    環境問題と言えば聞こえはよいのですが、環境活動家のグレタと同じようなものです。自然を大切にしようという意見に真っ向から反対出来る人はいないのです。

    現職の川勝知事はよくやっていると皆言いますが、私はそう思っていません。JRリニア問題についても、何もやっていないと言ってもいいくらいです。

    県側の専門家も、何もわからない馬鹿ばかりで、JR側の専門家も、何もわからない馬鹿ばかりです。馬鹿と馬鹿が話し合ったところで、話がまとまるわけがありません。

    今回の件も、専門家を連れて行って、原因調査をして、対策をしますという姿勢は見せると思いますが、専門家の何を信用しているのか、理解不能です。

    昨日、専門家が「地質が火山灰土なので元々土砂災害が起こりやすい地域であった」などと、とぼけた発言をしていて心底呆れました。

    私は、土砂災害の専門家ではないので、専門家会議に呼ばれることは100%ありえませんが、経験則で物申してよいのであれば、

    山が崩れるかどうかは、単位面積あたりの総重量です。仮に山の木を全て切ってしまっても、排水がしっかりなされていれば、土砂崩れは起きません。

    戦後復興で、大量の木材が必要だった時、静岡県西部の山々は、あちこち丸坊主になりました。それで大丈夫だということを先人達は知っていました。

    丸坊主になった山に植林し、今の山々があるのです。専門家がそれを知らないのであれば、何を勉強したというのでしょうか。はなはだ不思議でなりません。

    人の手の入っていない山では、基本的に土砂崩れは起きません。木の本数が多くなり過ぎないように自然が調整しているからです。多くなり過ぎたら自然と減ります。

    木が増えすぎて総重量が増し、キャパを超えたら崩れるというのは自浄作用です。なので、植林した山は必ず間伐が必要になります。間引きしないと崩れるのです。

    保水性を問題にする人がちらほら散見されますが、木が無くても土の保水性は変わりません。木があるかないかで変化するのは総重量です。

    メガソーラーが直接の原因でないというのは、そういう理由です。あれが問題なのであれば、造成している最中から崩れて、ソーラー設置どころではないと思われます。

    リニアのトンネルもメガソーラーも、何もわからない専門家が集まって延々と議論。結果、このような悲惨な事態を全国に曝した事、

    静岡県民として、まったく恥ずかしい(-_-;)。

    水の事が解らない人に水を護れるわけがないし、山の事が解らない人に土砂災害を止められるわけがない。

    専門家の意見を聞いて発表するだけで、自分は何もわからない。そんな政治家ばかりで辟易します。

    愚痴っぽくなってしまい申し訳ありません。

    この状況をなんとか変えていけるよう、先生の記事や動画で勉強しながら、今後も精進していきたいと思います。

    ありがとうございました。<m(__)m>

     
  •  u23news

    「メガソーラーは関係ない」は、ちょっと違います。おそらく、この産廃場とメガソーラーは同一地権者の可能性が高く、メガソーラーは熱海市の規制を逃れるために複数分割のものを寄せ集めて作ってある脱法物件です。盛り土はメガソーラーをつくるためのものだ……と主張している可能性があります。隣の階段状の劣悪な温泉別送住宅地をつくった残土という説もあります。じゃないと不法投棄になるからです。熱海市で残土の投棄許可が出た業者はないそうです。この業者は違法です。崩落した場所のさらに奥も実は数年前に崩落を起こしており、静岡県はこの見えている崩落個所で「終わった」と言っていますが、ウソです。さらに奥まで土砂は積まれており、草地で見えなくされています。

     
  •  BB_nouriN

    お返事ありがとうございました。先生の見識、行動力、推察力にはいつも驚かされます。

    私見の「メガソーラーは関係ない」というのは、今回の崩落について因果関係がないというだけで、全体像は先生の仰る通りだと思います。

    「終わった」と言っているがウソ。 についても全く同感です。

    色々と迷ったのですが、私の中の何かが書けと言うので、ご迷惑かもしれませんがお付き合いください。

    ど素人の陰暴論か何かだと思って、ヤバい奴だなと思ったら削除してください(笑)

    土砂崩れのトリガーになった崩落場所ですが、通常あんな崩れ方はしません。おそらく、土が膨らむ現象が起こって剥がれ落ちたものと思われます。

    山崩れを防ぐには排水が重要だという事を前述しましたが、不十分だと、ああいう崩れ方になります。時限的にです。

    10年から20年前という事も前述しましたが、行政が全く知らなかったわけはなく、問題がありそうであれば専門家に調査を依頼するという流れはあったと思います。

    ただ、行政が依頼した専門家が、何年か後に崩落する危険を指摘したとして、行政がそれを黙殺しなかったかどうか疑問です。

    私は専門家ではないので依頼されることはありませんが、今の私ならば間違いなく指摘します。ですから

    「ん-大丈夫じゃないですかねぇ」などと無責任な事を言う役人からの依頼は絶対に受けたくないものです。

    もし自分が今回の事に関係していたとしたら、この現実に耐えられる気がしないです。

    報道で、専門家が口をそろえてすっとぼけているのは、違和感だらけですが、今このタイミングで、時限的に起こる可能性があったなどと言えるはずもなく、

    言わないことがむしろ人道的だと感じたりもします。

    ただし、原因調査で「火山灰土」「盛り土」「降雨」を理由にするようであれば、専門家とは何ぞや。。。です。

    もう一度言いますが、時限的に起こります。

    カニズムを簡単に説明します。風船に砂をバケツ一杯入れます。水を注入していきます。あるところまでは大きさに変化はないはずです。砂の隙間に入るからです。

    これが、ある一定のところまでくると飽和状態になり、風船は膨張し始めます。風船の外の土砂は固定されていて動きませんので、膨張した風船側と周囲に差が生じ、剥がれて自重で落下します。

    崩落現場が丸いのは偶然ではありません。丸くなるのです。

    専門家が「いやいやそんな事はありえない」と言うのであれば、本当に知らないか、嘘を言っているかのどちらかです。どちらにしろ罪です。

    今回の場所がOKになっているのであれば、他に同じような場所がどれくらいあるのか、考えただけで背筋が凍ります。

    責任のなすり合いは絶対にやめて、一刻も早く是正してもらいたいと思います。同じ惨劇は見たくない。

    私も、先生にアドバイスいただいたように、声を上げていこうと思います。

    ありがとうございました。<m(__)m>

     
  •  BB_nouriN

    内海先生おはようございます。たびたび失礼いたします。<m(__)m>

    山は、人が遊び散らかした場所を片付けて掃除しただけなので、悪くないです

    ただ、自分がしたことで、ものすごいマイナスな感情エネルギーを生んでしまったことを悲しんでいるので

    大丈夫だよ。お前がしたことは何も悪い事じゃないよ。悲しんでくれてありがとう

    と、なぐさめておきました。 ただ、流れ込んでくるエネルギーはんぱなくて

    頭ガンガンに痛いです(。>д<。)ゞ

    山が泣きだしたらたいへんですからね。周りがつられて泣きだしたらもう手に負えません(-_-;)。

    今は、悲しみに暮れる人、不安を感じる人、様々だとは思いますが、できるのであれば、

    山に感謝してください。ありがとうの言葉を送ってやってください。

    よろしくお願いいたします。<m(__)m>

     
  •  BB_nouriN

    夜が明けて、報道を見聞きする人が増えたせいか、周りの山も泣いたり泣き止んだりです。

    さっきまで1人だったのが、5人くらいになった感じです。今は落ち着いています。

    報道するのやめたほうがいいんじゃないかって思います。

     
  •  u23news

    ただ、報道をしないで下手人を見逃せば、さらに大きな山の事故が起きてもっと泣かせることになるので、きちんと下手人の企業を法的に逃げても世論で処罰しないと……ダメなんです

     
  •  BB_nouriN

    報道が止むとは思わなかったので、祖父の判断を仰ぎつつ、こちらで預かる?事にしました。

    よその山にむやみに関わるな的なニュアンスで一蹴されましたが、さすがにそれはできないなーと思って苦肉の策デス。

    今あちらには大人?しかいないので、ヘリが飛ぼうがネットが荒れようが、しばらく大丈夫だと。。。思います。

    こういう事態を引き起こしておいて、責任を逃れをしようとする輩の考えは、私には全く理解できないのですが、

    同じような悲劇が繰り返されないように、しっかり報道してもらって、皆の総意でしっかりと処罰ですね。わかりました。

    おかしな報道がされていないかどうか、いつもは見ないTVを嫌々ですが監視しようと思います。

     
  •  BB_nouriN

    本日の動画拝見しました。またいつものごとく驚きました。勉強になります。<m(__)m>

    それで、先生がストリートビューであなたも見てみましょうと仰っていたので

    早速、上から見たりグルグル回ったりしていて、やばい事に気付いてしまいました。

    行き止まりの場所が崩れていて工事が放棄されていたところを更に進むと、メガソーラーの一番上の部分に繋がっています。

    そこまでに、多分ですが、小さな沢を3か所渡るような感じだと思います。

    しかし、舗装路を敷いている途中で、沢を渡った反対側(南面)が崩落したので放棄したのだと思います。

    崩れた場所は、元々、沢伝いに未舗装の山道が通っていたようです。

    ヤフーの地図と、グーグルの地図と、道が違うなーと思っていたので、納得がいきました。

    変電設備に繋がる電線も、遠回りするようにぐるっと一周しているのはなんでだろうと違和感があったんです。

    これ、元々の未舗装の山道は、沢に沿って通っていて、メガソーラーに繋がる道が舗装されていたストリートビューの道で、途中で崩れて寸断されたから

    一つ下のカーブの所まで沢を埋めちゃって、そこから反対側に渡るようになって、そんなことをだましだましやり始めたら、色々とうまくいかなくなって、

    埋めるはずじゃなかった沢を大規模に埋めて宅地化しようとしたりしたけれど、工事内容が危なすぎて許可も下りずに放置になって、みたいな感じじゃないでしょうか。

    だとすれば、沢を埋める予定だった場所は、行き止まりだった舗装路の先だけで、横幅10mを3か所の予定だった。

    それをなんであんな大規模に埋めちゃったのか。航空写真で見ると、沢に通す水路パイプが転がっているんですけど、元々これだけのものを埋める予定だったとしたら

    どうあっても細すぎる。。。という違和感もあったので、つじつまが合ってしまいました。。。

    あれだけの埋め立て造成をしてあるにもかかわらず、おそらく排水路は通っていません。流されたのであれば下流でゴロゴロ見つかるはずです。でもおそらくないと思います。

    すっきりしたと同時に、なんだかもやもやします。。。いくらなんでもひどすぎます。

    これは、真実を明らかにさせて、ちゃんとした説明をさせなければいけませんね。先生の仰る通りでした。

    ここまで導いてもらった事、本当に感謝いたします。ありがとうございました。

    これが正しいと思われたら、先生にも拡散していただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

     
  •  BB_nouriN

    先生おはようございます。あちらの方からお知らせが飛んできたので、書かせていただきます。<m(__)m>

    積もり積もっていたものは、土砂でも水でもなく、人間が言うところの罪悪感というものみたいです。

    この工事を知っていた人、どれくらいの数になるのか想像もつきませんが、今回の事が起こったことで、自分のせいじゃないかと感じている人が、ものすごくたくさんいるようです。

    知っていて何もしなかった地元の人、土を運んでいたダンプの運転手、許可を出した人間、今、罪の意識を持ちながらも沈黙を続けている人間。

    あちらの方で、とんでもないマイナスな感情が渦を巻いて吹き上がっているみたいです。

    山は悪を生みませんよ。悪の感情を生むのはいつも人間です。山は、今回の件で、喜んでいます。汚いものが流されて綺麗になったと。

    不謹慎かもしれませんが、最初に映像を見た時、私は笑いました。大笑いしました。山々が滅茶苦茶喜んでいたからです。

    なので、人間の自分の感覚と違いすぎて、これはおかしいと思ったんです。最初に先生に連絡しましたのは、そういう理由からです。

    人間の罪の感情については、私は専門外なので何もできません。生んでいる人間が、それを認めて懺悔するしかないのです。

    祖父が、むやみに関わるなと言った事、今になって理解しました。私にはどうにもできません。専門外です。

    先生が、動画の中で、業者は県外だという話をしていましたが、そちらのほうが今後危ないかもしれませんね。

    人間が洗い流さないのであれば、それを肩代わりするのが自然です。富士は怒っていませんよ。こっちを向いてにこにこしています。遊んでいる子供たちを見守ってくれています。

    ただ、あちら側で汚いものが発生して、処理されなければ、流すと思います。

    以上です。

    ちなみに、人としての自分ですが、わかったものの、何からとりかかればいいのか、皆目見当がつきません。

    先生どうしたらいいでしょうか。。。(;・∀・)?

     
  •  u23news

    伊豆山は富士山や他の龍脈を拝む場所であり、その大事な伊豆山を削り、きれいな沢を産廃で埋めました。富士の神が怒って「知らせた」のです。この事件がなければ私は伊豆山の存在すら知りませんでした。興味すらありませんでした。気づかせるためにしたのだと思います。これによって巨悪が暴かれ裁きを受けます。たとえ法律で逃げてもダメです。神様の天罰がロンギヌスの槍のようにその関係者に突き刺さるでしょう。関係者は自首すべきです。

     
  •  u23news

    貴殿の知見は、短時間で私をこの分野に詳しくしてくれました。だから神様的に必然だったということです。これまで無言だった正義の人がこれから次々目覚め動いていくと思います。

     
  •  u23news

    まだわかってないのが、国土地理院の地図では砂防ダムが崩落下流にもともとあり、その50m上がったところから水が出ていたと。なら、もともとの源流からそこまでは水は上を出ていなかったのでしょうか?それとも、本来は最上流から流れていた川を埋めたからそうなったのでしょうか?

  •  BB_nouriN

    その説明に間違いがなければ、源流の沢3本からの水は全て盛り土の終端箇所(本宮社)からは流れ出ておらず、全て蓄積していた事になります。

    大きな風船に3本の沢から水が注水し続けられていた状態です。メガソーラー側からの沢も、一番上の1本が通路で塞がれているので水が枯れていそうです。

    そうするとメガソーラー側からの水は、2本目から下しか排水機能を持っていなかった事になります。砂防ダム上流ちょうど50m付近で間違いないです。説明と一致します。

    全国信用組合研修所側の斜面にも同じ場所に向かって沢が落ちています。これはおそらく正常です。50m付近の水は、この両側からの水なので、その上が枯れていたとなると、

    その状態に気付いた時点でなぜ上流の異常を調査しなかったのでしょうか? 明らかな異常です。確認した人は素人なのでしょうか? 何か違和感を感じます。

    もともと沢が出ていた場所はそこだという事実を作って、さらに上に源流があったという事実を隠すためでしょうか?

    素人であれば、その説明で納得するかもしれませんし、本来は上にも沢があって、そこを埋めたとは思わないかもしれません。

    その説明から導き出される今回の原因は、盛り土部分に降雨によって蓄積した水分。という結論になります。盛り土は正常だったと判断されれば、降雨による自然災害という結論になります。

    再発防止の対策をして終わりです。

    今回の原因は、もともとあった3本の沢を、排水設備無しで埋めたために、長年にわたって水が蓄積し、崩壊を起こした。盛り土も長梅雨も全くの無関係です。沢を埋めたのがそもそもです。

    原因をすり替えようとしている感じがします。 先生、専門家とは何なのですか? 悪を助長するためのものなのでしょうか? 私には全く理解ができません。

     
  •  BB_nouriN

    新しい動画拝見しました。2011年の写真、とても参考になりました。

    工事の流れがそれなりに見えてきました。

    最初の計画では、手前側に曲がってくるのではなく、小規模ソーラーの後ろを通って奥の方に向かい、Uターンして手前側に戻ってきて

    貯水タンクの下を通って、沢を渡って反対側のメガソーラーの方に道を伸ばそうとしたんだと思います。最初に敷いた舗装路です。

    それが、奥の宅地部分と、小規模ソーラーから一番上の家にかけてと、沢を渡って反対側の部分、3か所が崩落した。

    仕方がないので一番奥の宅地を放棄して、崩れた部分にS字カーブを敷いて、タンクのところまで繋げた。

    前の動画で先生は一番上の家はセーフだと仰っていましたが、アウトですね。一度崩れた所に建ってます。その上のソーラーが不自然に見えるのは、崩落跡地だからですね。

    で、上の造成地がダメになったので、下を削って造成した。その際、本宮社にぶち当たってしまったのでおかしな形になっているのだと思います。

    さすがに思いとどまったようですけれど、知らなかったとしてもとんでもない事です。

    あと、源流はどこにあったのかという話ですが、貯水タンクと同じか、少し上で、近くにあったはずなので。

    上の方に水源はありませんよというのは、完全に矛盾します。水源があったからタンクがある。宅地なのに生活用水とれないなんて、ありえないわけですから。

    また何か気付きましたら書かせていただきます。<m(__)m>

     
  •  u23news

    ありがとうございます。ほんとうは図で説明いただけると私も頭の中でわかりやすいのですが。むずかしいでしょうか。
    要は、3F建ての家の前のソーラーパネルの後ろというか、今グーグルで見えている道路をふつうにたどってですか?違う?後ろに道路を作ろうとしていたのですか?あの、不思議に山肌を削った部分が「崩落」したところの後処理なのですか?S字カーブはごまかしでつくったわけですか?しかも3F建ての家は崩れた所なのですか。
    これらの工事が2014年以前から行われており、だとしたら当初の地主の古川一族のもののまま、産廃場もつくっていた(不法投棄をしていた)ことになりますよね。古川氏に許可とったのでしょうか?他人の土地に勝手にやっちゃうことあるんですか?

     
  •  u23news

    登記簿とると奥の広めの崖からの眺望がいい部分などは箕輪不動産が平成元年1989年かうのですが、平成8年1996年に熱海市の差し押さえで以後ちゅうぶらりんです。それを買い取ったのが新幹線ビルディングの天野二三男で2006年なのです。だから天野以前にやっていたわけですね。

     
  •  BB_nouriN

    先生おはようございます。沢を堰き止めた犯人像が浮かびました。

    貯水タンクの管理者です。今現在も、水道料金(管理料)として徴収していると思います。

    土地は売ってしまえば終わりですが、水利権は永久です。

     
  •  BB_nouriN

    小規模ソーラーの後ろには道があります。舗装路です。それが奥の方の宅地への本来のアクセスルートです。

    崩れて埋まったのでみえていないだけです。

    で、奥が埋まってしまったので手前のS字を作ったようです。

    本来の舗装路は、メガソーラーの方まで延長されて、そちら側も宅地造成するつもりだったのでしょうが、それも崩れたんだと思います。

    なので、宅地として使えないと判断してメガソーラーを設置することにした。

    小規模ソーラーもメガソーラーも、崩れたから設置したという同じロジックですね。。。

    山を削って宅地を売って人を住まわせて水利権で永久に儲けようとしたのが、ダメになったので、今はメガソーラーと水利権です。

     
  •  BB_nouriN

    小規模ソーラーと3F建ての家の部分は元々斜面で、下に沢があったと思われます。

    テニスコートの所から上がって行く時に左下に沢を眺めつつ、本宮社を沢の反対側に眺めながら、小規模ソーラーの後ろを通って右上にカーブして宅地の方に向かう。

    その沢は、おそらくですが、貯水タンクの所から、テニスコートの所まで繋がっていたと思います。貯水タンクの余剰水がそこを流れます。

    山を削る前は、小規模ソーラーの少し下あたりに沢が通っていたと思われます。それが、上の造成地の方から大崩落があって埋まった。かなり大きな崩落です。

    今回崩れた面積の、3倍くらいでしょうか。

    大崩落でテニスコートまでの沢が埋まると、貯水タンクからの余剰水は本来の沢には戻りません。おそらく今回崩落があった方に流れ込んでいます。

    そうなると、テニスコート方面への沢が枯れて埋め立て可能になります。3F建ての家も含めてそこから下、ちらほらと建っている造成地です。

    今回の崩落現場のほうの沢が埋められたのは、その後です。2011年の写真ではまだ沢の名残があります。

    おそらくですが、2011年以降に今回崩落した方の沢に大きな産廃を放り込んだのだと思います。

    上から盛り土した時の排水を確保するためです。排水パイプをけちって大きなもの(産廃)を埋めて一石二鳥です。

    テニスコート横への排水路がしっかりしていればいいのですが。。。最悪、何の処理もされていないか、産廃か。

  •  u23news

    道を作ったらその都度崩落……なるほど。だんだん推理して読めてきますね。あの山肌の「段々」はクランクしながら上がる道路を意味していたのですか?

    もうちょっと登記簿や工事の変遷を史実から洗う必要がありますが、箕輪不動産が最初に手を入れて開拓した部分。その当時ですでに土砂崩れを起こしていた。だが、日経の2005年時点の航空図ではまだ上は開発されていない感じなのです。むしろ麦島のソーラパネル(旧崩落部分)は四角い段々盛土なのです。だからそいつが崩れたのかな??
    それで天野が買い取ってから、大規模に奥をやりだした?じゃあ、山筋の途中で挫折した道路は、最初から?あとから?先に作業道兼で全域に伸ばしたかったのでは?ただ、つなごうとするたびに崩落したので、いたるところでやってみるが挫折……それが、いくつものがけ崩れの連発だったのか?挙句の果てに資金も底をつくしあほらしくなって開発を断念……産廃埋め場に使って少しでも損失を回収しようとしたのかな。

     
  •  BB_nouriN

    緑のラインは先生の言うように、斜面をクランクしながら、元々の峰(ぶった切った)の頂上まで繋がります。一番眺めの良い最高の場所にするつもりだったのだと思われます。

    こんな無茶苦茶をすれば崩れるのは当たり前です。

    そこから下にクランクして下ると住宅区画になります。重機がある場所は、おそらく宅地です。5区画程度とれると思います。そこから下の紫の道路の部分も宅地です。ここは7区画?です。

    その下の紫の道路には、宅地がついていたかどうかは、崩れた後で整地されていないので断定はできませんが、一段上と同程度、7区画?があった可能性はあります。

    現在のS字部分については、もうぐちゃぐちゃなので何も見えてきません。

    緑のクランクの奥には沢があったはずなのですが、これはどこに流したのか、見当がつきません。

    時系列を考えると、なるほど見えてきました。2車線道路はおそらく最初からです。

    当初はメガソーラーの方に繋げる予定はなく、黄色のラインで降りてきて、ひな壇造成された宅地をクランクしながら降りてソーラーの後ろを通す計画でしょう。

    元来は、奥の緑色クランクとその下の区画は予定されていませんね。峰もそのままだったはずです。

    で、その斜面が崩落したのが最初です。赤で囲った広範囲の6つのうち、、左から3つ目の広範囲と、4つ目の大部分と、5つ目の最下部の尖った部分。完全に見えてきました。

    ※後で囲い直してアップします。

    その崩落の後、S字クランク(現在のもの)を作り直していますね。水道施設が埋まったのは、この最初の崩落の時なので、伊豆山地区への水の供給が市議で問題になったのはこのタイミングです。

    ひな壇とクランク道路が埋まれば、水道管理をしている水道局からすれば大問題なので、水道局から市に問題提起がされたのだと思われます。

    この時点で、すぐに対応できる規模の崩落ではないので、熱海市と所有者の間でやりとりがあって、結果、熱海市が水道管理を名目に差押えという形でS字を作り直した。

    この時点で、2車線道路の延伸は必要なくなるので、工事が止まったのはこのタイミングだと思います。

    当然、崩落跡地なので、宅地としてはもう使えません。しばらくして、この状態を知って、奥を開発しようと考えた人が、熱海市から差押え解除後に入手。

    それから、奥(緑クランクと宅地)を開始し始めた。峰をぶった切ったのはこの工事の時です。で、しばらくして緑クランクから崩落が発生。

    2011年の時点でも、この修繕(奥の部分)は終わっていませんが、この時点で3F建てと下のひな壇がすでにあるという事は、あーなるほど。

    最初の崩落で宅地予定地が全部だめになった時に、崩落土砂がテニスコートへの沢を塞いで更に逢初川の方まで流れ込んでますね。この時に沢の流れが変わってます。

    テニスコートに流れる沢の水が逢初川に流れ込むようになって、テニスコート側の沢が枯れたから造成が可能になった。

    そうなると、奥の造成より、下の造成が先でも違和感はなくなります。

    先生お得意のストリートビューであちこち周回してみました。本宮社への道を作ったのは玄人の仕事です。ひな壇を作った業者は素人です。

    S字に関しては、作ったのが素人で、現在管理しているのも素人です。熱海市が管理しているなら、こんな素人には依頼しないと思われます。

    この様子から、現在の熱海市の管理下にあるのは、本宮社への道路と水道関連設備。その他は持ち主の管理下です。

    持ち主の素人管理が、今回の土石流のトリガーの要因の一部になったというのは正しい見解です。

    3Fの家の近くに水タンクがありますが、これは熱海市が管理しているもので、おそらく、差押えの間、本宮社への道を整備した時に設置したものと思われます。

    なぜここに設置したのか。設置した時点ではひな壇はまだなかったはずですが。これはにおいます。

    現在のS字を整備したのは、熱海市だと考えて間違いなさそうですが、側壁が切れている。ここは宅地への入り口と考えられるます。ただし、最初から切れていたわけではなく、後で切っています。

    現在のS字を整備した後に、また宅地化しようとして切ったと考えるのが妥当です。

    3F建ての家の土地整備も素人仕事です。ストリートビュー様様です。電柱電線も見てみましたが、メガソーラー計画後であるにも関わらず、全て大丈夫な場所に建っています。玄人仕事です。

    以上の事から考えられるのは、熱海市が頼んだ仕事(S字以外)は地元の業者がやっていて、玄人仕事です。素人仕事は地元業者ではないです。

    これで税金で作られたものと税金で作らていないものの区分けができました。

    順を追って、まず、この山に2車線道路を通す計画があって、最初に山に入って伐採植林を行ったのは、おそらく地元業者ではありません。

    周囲の2車線道路をストリートビューしてみましたが、そのほとんどは地元業者ではないです。施工が全く違います。排水に対する考え方の違いだと思われます。

    一度目の崩落の後、崩落斜面の修復を請け負ったのは地元業者です。S字の工事は、仕事は玄人ですが地元業者ではありません。本宮社への道は地元業者。ひな壇は地元業者でない。

    電柱関連は地元業者。奥を造成したのは地元業者でない。崩落後、修復したのは地元業者。

    以上の事から、流れが見えてきました。

    まず、開発にあたり、周囲の伐採が地元以外の伐採業者により行われた。2車線道路も地元業者でない業者に依頼された。

    宅地造成の途中で大規模崩落が起こった。熱海市が差押え地元業者が崩落斜面を修復。本宮社への道路が地元業者によって整備された。

    その後、地元業者でない者がS字を整備。おそらくここまでが熱海市の差押え時ではなかろうかと思います。

    しばらくして、開発が再開。S字の側壁を切って宅地造成を開始。3Fの家もこの時でしょう。下のひな壇が地元業者ではない者によって整備された。奥の造成が地元業者ではない者によって行われた。完成前に奥の斜面(緑クランク)が崩落して計画を放棄。

    行政が介入して奥の斜面を地元業者が修復した。そんな流れです。

    クランク斜面の修復は、初見では奥(緑)が先で手前(黄色)が後だと思っていましたが、奥の成長が手前の成長を追い抜いたのは、奥の沢が生きているので成長が早い。そんなところだと思います。

    足りない部分がありましたら、またご指摘ください。<m(__)m>

     
  •  u23news

    当時のこの分譲地のビデオです。見ていただいて何かわかることがあれば教えていただけますか。緑の部分も映ってます。
    https://www.youtube.com/watch?v=EkZgIHtXRqc&t=26s