市販のメーカーコーヒー、ファミレスやファーストフード、インスタントのコーヒー豆は「アフラトキシンやオクラトキシンAのカビ毒」などのリスクがどうしてもあるが、
目に見えない「カビ毒」が危ない。この発ガン性物質は最悪の毒性をもつ。数少ない、その対策法を伝授します。【栄養チャンネル信長】 - YouTube
地元で焙煎士がピッキングして自家焙煎で売るコーヒー豆を買うとかなりリスクは減らせる。そういう店を実際に訪れて本音で評価したランキング。選択の参考にしてほしい。常時変更します。
1位(同):一休(新居浜市)「一休に始まり一休に終わる」
こだわりのコーヒーを出したい喫茶店がここで仕入れるだけあり、豆のチョイスから焙煎までしっかりしている。マンションの1室みたいなまったく派手さがない店なのにお客さんが絶えない。
店主はコーヒーの専門的知識に詳しく、あらゆる質問にも明快に答えてくれる。試飲のコーヒーもカップで出してくれ、プロショップを思い知らせるドリップと味わいが楽しめる。おまけに水だしコーヒーまでいただいて感動の嵐。豆種類は10種類以上ある。安心して買える店だ。
ただ、当方はアーシーが香る鼻にツーンと来るマンデリンが飲みたかったが、ここのはその香りや味わいはなかった。
ほかは問題ない。愛媛県で分かっている太い客が来るのだろう。現状ではこの店を抜けるところはまだない。
■今回買った豆の評価
グアテマラ……フルーティな香り。パンチはないかな。
キリマンジャロ……おとなしいけど普通においしい。
コロンビア……スペシャリティ。この中ではいい方。香り・ローストの香ばしさ。
バロイダAX……スペシャリティ。サンプルでもらったがこれが一番おいしかった。
水だしアイスコーヒー……絶品。くせになるおいしさ。まろやかさと苦み。
1位(同):豆や焙煎堂(新居浜市)「上品で貴公子な品質」
新居浜市役所の近く。ウィンドウに直火焙煎機を構える。店内は落ち着いた雰囲気でおしゃれなコーヒーカップが陳列してあって、カウンター、席でコーヒーやスイーツも楽しめる。
この店は、今回調査の中では「一番、きちんと仕事をしている」店である。生豆も厳選した上、ピッキングもちゃんとしており、焙煎、袋詰めは密閉シールで再利用もしやすく安心して家で飲んでいられる。
豆はスペシャリティが中心で、店頭に並んでいるガラス瓶からお客に粉砕して出す際も豆をチェックしている念入りさで感心した。
■コーヒー豆専門店の高そうに見えるコーヒーは高いのか?
いろいろな種類の豆でもあわせて500グラムで購入すると20%引きになる。まあ高いと思う方もいるが、計算してみると
今回500グラムで2800円ほど。1杯10グラムでドリップしているので
1杯56円なのだ。
これだと、コンビニやマクドより全然安いのに品質は最高のコーヒーが飲める。
ただ、お店には常連さんがたむろしており、職人さんゆえに、いちげんさんが会話に入りづらい雰囲気があるので地道に通った方がいいだろう。
飲んだ感想だが「一休と違って、上品、エレガント」なコーヒーになっている。驚きはその「泡立ち」であり、ペーパードリップ最初の一つぎで「ほわーっと膨れ上がる」大きさは他の専門店を超えている。
お湯を注ぐと「こんもり盛り上がる」この品質のよさはすごい。職人技が光っていることが思い知らされる。
ということで、一休とこの豆や焙煎堂は「好き好き」で分かれるだけで、技術面では現在愛媛県トップである。
お好みで使い分けるといいだろう。
■今回買った豆の評価
マンデリン……G2と呼ばれる、G1を超える上質な豆を使用。それなりにおいしいがアーシーの香りはない。
グアテマラ……上品。それにつきる。
ブレンド巧……汎用のためほんの少し落ちるが普通のコーヒー店なら十分な品質
2位:小島珈琲(新居浜市)「うまいコーヒー喫茶店で飲みたければここ」
「この店を紹介した人は「本当に美味しい珈琲だったよ!」と口を揃えて言う。もっと言うならこの店の珈琲を飲むと他では、飲めなくなる。それほど美味しい。」というグーグルマップでの口コミが本当か?昭和で古そうでだいじょうぶかな?と思いつつ、期待しないで行ってみた。
結果は……「いやあ、おいしいです」
確かに店は古いし、華やかさはない。昭和の渋い感じ。ただデカい焙煎機がきちんと店内に置いてあり、自家焙煎珈琲を出している。
マンデリンG1飲んでみたが、ツーンと鼻に来るアーシーはないが、今まで飲んだマンデリンでは一番いい感じの味わいだった。
うまいコーヒー店の目安として「コーヒーカップがオシャレで飾って並んでいる」ことが挙げられる。経験上こういう店はだいたい「正統派のおいしいコーヒー」を出す。
実際そのとおりだった。自家焙煎の豆も一通り10種類近く販売しているのと、自分でコーヒー豆の容器を何か持参すれば50円引きになるという環境にも優しいやり方が好感度高かった。
ケーキや他ドリンクも充実しているので、店の内装より「味」「うまさ」を楽しみに行くといいと思う。駐車場は店の真横に入れづらくあるが10台近くは入れる。店主に聞いたら創業14年とのこと。
3位:珈琲館 時計台(今治市)「買いに来る客が途切れない実力」
今治市では昔から有名。以前は店内でカフェぽく飲んだり食べたりできたようだが、現在は店内も雑然として長時間くつろげる雰囲気ではない。あくまでも試飲用にいる場所だ。
ブレンドと煎りたての2種を500円ほどで飲める。だが、プロショップだけありちゃんとドリップして「コーヒー専門店の味ですね」と言わせる入れ方になっており、ちゃんとおいしい。豆も買って試す価値はある。PayPayでの支払い可能。
■今回飲んだコーヒーの評価
炭火ブレンド……店の売りのひとつ。悪くない。ちょっと苦いけどこういうものだろう。
4位:SENカフェ(西条市)「こんな場所に落ち着いた店があったのか?」
自家焙煎でカフェでも普通にランチ、コーヒーが飲めるし、持ち帰りの豆としても販売している。悪くはないが感動的にすごくもない。安全な豆を入手するなら問題ない。
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【ここの豆は何やってドリップしても味がダメ。焙煎自体に致命的な問題がありムリ】
【買ってから7日、14日過ぎても毎日飲んでみていますが、ふくらみは当初から悪いし味もダメです】
この辺では多数の品種、オシャレな店構え。目の前で生豆をお好みの濃さで焙煎してくれる。焙煎機は店内に4台、小型の試飲用などに使うタイプでガスでやってくれる。焙煎には30分ぐらいかかる。その間店内で待つことになる。
試飲はドリップではなくエスプレッソマシンで出されるので、売っている豆の良さをその場で試飲だけでは確認できないのが難点。
期待して3種類(マンデリンG1、インドモンスーン、バリアラビカ神山)をお店のおすすめのロースト(5段階目)で購入した。標準的な量(1杯15グラム。水250~300ml)でペーパードリップして飲んだが、まったく期待外れだった。「上と下がない」「違いがわからない」「つまらない」味だった。水や豆の量を変えてドリップして飲み比べても結果は変わらなかった。地の豆自体の問題か?ローストの問題か?いずれにせよ満足はムリだった。
せっかくここでも、マンデリンG1を買ったが「まるでアーシーがない」「のっぺら平凡で他の豆ですら同じようにしか」感じられなかった。がっかり。
喫茶店コーヒーに詳しい人が飲んだ感想だと
「そもそも、あの小さな焙煎機でやること自体が疑問だ。あれは試飲用だ。ちゃんとした焙煎所は大きな火力の強いロースターでやってるし、焙煎度合いを客に任せてゆだねるのもおかしい。プロの焙煎士なら、その豆にあった最適ローストを提案できるはずでそれがなかった。なぜだろう?」とのことだった。
まずくはないんだけど、高いお金払ってまで飲む感じではなかった。PayPayでの支払い可能。