新潟の国道で20㎞に及ぶ自動車渋滞。市内では停電。寒い雪での災害サバイバルで必要なものを現地からの生々しいレポートから教訓として書いておく。
■車装備
1.スタッドレスタイヤ(絶対)
北海道では「ほぼ100%つけており」「4WDも多く」これで十分。
ところが、白川郷では「プラス、ウレタン製のチェーンを上から駆動輪にした方が安心」だそうだ。同じ雪国でも対応が微妙に違う。JAFテストでもウレタンチェーンが、金属チェーンより効果いいと出ている。意外だが。
2.スコップ
こんなものがなぜ必要かというと、雪で埋まったり、スタック、止まったとき車の周囲、下側の雪を書き出す必要があるからだそうだ。
3.雪下ろし
朝乗ろうとして屋根やフロントガラスに積もった雪を書き下ろすのに必須。量がハンパないからだ。
4.解氷スプレー
凍り付いたフロントガラスを一瞬で溶かしてクリアにしてくれるこういうツールは寒い場面では必須になる。
5.毛布
車で閉じ込められた場合、ガソリン・ディーゼル車ならエンジンかけ続けて暖房得られるが、電気自動車やガソリン節約モードになった場合は毛布が必須になるという。あるだけでかなり違うそうだ。
6.牽引ロープ
自分がスタックや動けないとき、救援車に引っ張ってもらえる場合持っておくだけで違うという。
7.寒冷地用ウォッシャー液に入れ替える
東京などと違って、北海道や東北、日本海側だと入れ替えておくといいらしい。
8.ワイパーブレード自体を寒冷地に変える
寒冷地用で凍らない、雪を書き出しやすい構造。必要らしい。
■家
1.明かり(電池式などのライト類)
とにかく冬場で停電。生活自体ができなくなる。中でも部屋の明かりがすごく必要になる。
2.ポータブル電源やソーラーパネル
火より、電気がほしい。スマホ充電から家電……ソーラーパネルとポータブル電源はやっぱりいる。
3.水
「飲み水」「衛生的に炊事や洗濯に使える水」がすごく必要になるという。とにかく大量に持っておくこと。
4.食料
調理器具が使えない(停電)など缶詰など即座に食べられる食品がいる。