武田学校

IQ800の武田校長の頭の中の広大な知的宇宙を一緒に旅するサイト

ケガの保険が役立つかも(私を信じる読者は必読)

自分はもともと大手外資生保の営業も経験して、いちおうFPもとった。

そういう自分が入っている保険は?と聞かれたら

「全労災」「県民共済」「セコムがん保険

実は、自分のいた会社の保険とかのほうが保障的にはよかったんだけど、入社時の健康診断で糖尿病が発覚し「自分の会社の保険に入れない」という悲惨な目にあった。

 

生命保険の場合、糖尿病になったら緩和型以外はまず入れない。同様に精神病も一回診断くらうと一生入れないから。ま、病院行こうと思う前にきちんと保険代理店に相談して入れるものは入っておくといいね。

たとえば、がん保険などは入っても90日間は待機があって、その間にがんだと診断されたら掛け金も損するし、保障すらない。

 

 ■全労済県民共済がイマイチな理由

それでもともと入っていた「全労災」「県民共済」なんだが、結構余剰金戻すので、ま、ついで気分ならいいけど、何せ保障額がヘボイ。その点では大手の生保の商品をきちんと「設計」してつくったほうがいいと思う。だいたい県民共済がサボりすぎ。事故 14日以上でケガの通院費用払う……なんて一生懸命払わないようハードルあげている。つかえねー。ケガ1日からでも通院費用払えよ!タコー

 

あと保険に入るベストな道は健康なうちに入っておくことだ。もっといいのは子供のうち、20代のうちに入っておく。それは、保険料が圧倒的に安いから。

だいたい私の手がけたお客さんでも50代からは生命保険会社自体が加入を嫌がる。これ、マジ。

どうしてかというと、病気になるリスクが高いことを保険会社が知っているからだ。その点、10代、20代なんて余裕で加入できるし、50代の保険料の半分ぐらい。

なので、この話を知って20代できちんと生命保険を考えて入る子は……あとで「よかった」と思う時がくる。

もし若くして入るときは、生保の場合は払い込み満了型の「終身」にしておくこと。これは60歳、65歳ぐらいまで払ったら、以後は保険料を払わなくても、手術や入院・通院の保険金がもらえる。死ぬまで。保険料はそれなりに高いけど、あとのことを考えるなら終身にしたほうがいい。だいたいその年齢から入院多くなるんで。保険料払わなくても保険金がおりるって……ずいぶん気持ちも楽だと思うよ。

 

■入院日額が……コロナの自宅療養でも出るらしい

それでだ、今まで生保にきちんと入っていた人も、これから入る人も知っておくべきなのは「コロナで医師から自宅療養を指示されたら入院扱い」になる。これは、各社に聞いて見解を確認してほしいけども。私が調べた数社はコロナの自宅療養でも入院扱いにしてくれるとのことだ。だったら……入っておくと、万が一コロナくらって家にいても14日間はかかるだろうから……何万円……もらえることになるね。

faq.orixlife.co.jp

 よく間違うのが「保険料が安いから定期型」で入ることね。あとでクビがしまる。というのは、まじめに払っていても70歳でたいていの保険は「保障終了」となる。以後は保険にすら入れない。引き受け緩和型はあるけど、鼻くそみたいに少ししかもらえない。

それから「高度先進医療」だいたいオプションで数百円するかしないかだけど、こいつは絶対つけておいたほうがいい。2000万枠で、10%程度の「おまけ」つけてくれるものだとおもろいね。

実は、この数百円のオプションだけでも入っておくべき内容だ。いざ、手術や治療する際「標準治療」だけでなく、厚労省が認めた「いい治療」も選択肢に選べるからだ。重粒子線治療は、がんの放射線治療ではやろうと思っても200万円以上かかる。もちろん、たいていの人は健康保険制度の高額医療の還付をえらえるが、そうはいってもやっぱ持ち出し何十万円かかると思うよ。そういうとき、これが使えれば200万円分ぐらい保険でクリアできるので、安心して治療を選べる。

 

医者のお客様が「高度先進特約」は絶対いい。と入っていた。毎月数百円でいざというとき数千万円の保険金がおりる。つまり消費者側にはお得。

 

■ケガの保険に入るべき理由

でも生保では日常生活のケガのフォローはあんまない。メインは「病気・ケガでの入院」なので、「単純なケガでの通院」はほぼ出ないね。通院は「入院した前後」の通院しか面倒見てくれない。

じゃあ、日常のケガ程度だとダメなのか?いや?損保ならあるのだ。

損保には各社「ケガの保険」というのがある。これは、日常生活のケガ(家事やDIYやアウトドア)で、ケガをして病院に通院した場合に保険金が出る。

 

しかも、掛け金は損保は安いので(掛け捨てだから)、貧乏人でも入りやすい。あと「持病とか関係なく」「こどもでも高齢者でも」入りやすいのだ。これがいいね。

つまり、糖尿病や緑内障の持病が出てしまっている自分でも入れるのだ。うつ病でも入れる。いいよね。世の中捨てたもんではない。告知でアウトで生保が入れない人は損保でカバーすればいい。

で、どこにしたかというと「AIG」のケガの保険にした。内容は左のリンクで会社の説明をみてほしい。

比較したら、日本社と違って外資は「基本払うものは払いますよー」が多い。

そう、自分で言うのもなんだが、外資のほうが「保険商品は優秀」なんだ。

AIGのケガの保険にした理由。それは日額1000円とかの通院費用は……たいしたことないのだけど(ま、それでも3割負担の足しになるけどさ)

すごいのは「ケガでかかった医療費、補償してくれる」ということ。え?気づいた?

傷害医療費用保険金(実費補償)というやつ。

これは、東京海上や住友、損保ジャパンなどにもなかった。

それ、すごくない。だって、その辺でケガして外科に行って、レントゲンやCTなど検査して処置だろうがいろいろしたら、すぐ数千円、万いくかもしれないけど、その分出してくれる。医師の処方した薬代も出る。おまけに病院が閉まっている休日や早朝や夜間に救急で病院に行ったら……割り増しでけっこう高くなるよね。その分も出してくれるなんて……なんていい会社だ。

で、勘違いしないようにAIGに確認したが「あの、主婦が料理で手をケガしたとか」「庭いじりでコケてケガした」そういう……間抜けなケガでも出るの?「病院代は出ます」

 おいおい、ほんとか?とAIGにしつこくきいたが「出します」と。

えー、で、掛け金毎月いくらよ?1600円程度……。うう。とっとこ入れハムダッシュ

なので、これに入っておけば、ふだんの生活でのケガでの治療費は3割負担を埋めておまけの日額も出るよね。それから地震・台風などの天災でのケガも出るように特約があるので地震・噴火・津波危険補償特約」入れておいた。(ただ、事故の種類で除外されるのがあるので、あなたがもし入る場合AIGか代理店に自分で納得がいくように確認して下さい)

ちなみに「特定感染症危険」特約つけておけな。コロナとか流行のウイルス感染症(エボラとか)も「ケガ扱い」になるようだ。自分は入れた。これも大きいね。これ見ておくこと。

 https://www.aig.co.jp/content/dam/aig/sonpo/jp/ja/documents/products/pamphlets/4A1-252.pdf

あと、自分はいらなかったが、登山者のための特約(捜索費用など負担してくれる)とか、携行品の破損、レンタル品の破損の補償とか特約がいろいろ追加できるのでおもろい。

 

■いい保険ほど、会社は売りたくない

それでだ、とっとこハムダッシュしようとしたのだが、AIGもやる気がなくて、ダイレクト通販はしないというし、代理店の紹介もイマイチだったけど、なんとか「保険コミュニティ」という店を紹介してくれたので、ハムダッシュ

保険の場合「消費者が得する」商品がいいのだが、それは逆に会社が損するので、あっても売りたがらない。このツボを知っておくといい。

自分はその辺知っているので「やる気がない」ということは「いいね」と見抜く。

パンフレットも地味だ……ということは、いい商品。 

 

実は、代理店によっては「2日間店に通ってからでないと入れません」というのだ。

多分、トラブル防止なんだろうけど、田舎だと代理店通うだけで往復数十キロになる。くたびれるわ。1日1000円の通院ぐらいの小さな保険でも手続きは厳格なのだ。ま、しょうがない。

ケガなんていつ起きるかわからない。地震も水害も。だから保険というものは「入ると決めたら一刻も早く入っておく」のが大事なんだ。

「入った翌日」「病院行きになるはめに」って笑えない話があるんだよ。

なので、とっとこハムダッシュ。数軒代理店を電話しまくる。「問題なく最短で翌日開始」で快く受けてくれたのが「保険コミュニティ」だけだった。

f:id:u23news:20210811151022j:plain

短期間でケガの保険に入れてくれた保険コミュニティさん。ありがとう

入るのはいたって簡単。クレジットカード払いなら現金もいらない。おかげでケガ保険入れた。これでDIYや家庭菜園でのケガも安心だ。