東南海トラフのような大震災、家がこわれて車中泊する。多分行政の避難所に行こうが余震もなく早く終わったとして1カ月。へたすると半年、1年……もっとやるはめになる。
その場合、車中泊でソーラーバッテリーシステムで家電を使う体制を準備しておくといい。
カセットコンロや火は災害現場では危険。自分だけでなく使っている周りから「マヌケな事故でもらい火」となるからだ。そんな人間からは「遠く離れて暮らす」べき。
災害時は人間が災いのもとである。
さて、ソーラーバッテリーシステムでは家にあるような「高価で電気バカ食いの家電」は一切使わないほうがいい。可能な限り低電力なおかつパフォーマンスがいいもの。
探せばちゃんと向いた家電がある。これらをアマゾンやヤフオクの中古などで日ごろから安く手に入れておくことだ。
手始めに、災害時に絶大な効果を出す「炊飯器料理」に必須で、私の方でチェック済みのオススメ家電を示す。
■1.5合炊きがあれば、1~2人なら十分
実験の結果、1.5合の「ヨーグルト発酵」モードがある機種がいいことが判明している。これである。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07G9X3WR2/ref=cm_sw_r_tw_dp_DHS1DFZ28D3FB00V948P
実は、私が紹介すると売り切れる傾向があるのであんまりしたくないのだが、もういいや。とっとこハム太郎でダッシュしないとダメだよ。
こいつも、品薄。
あとは、使えそうなのはこれかな
ご飯は2人分一緒にたけるし、2台、3台持てば「ごはん」「おかず」一緒に並行してつくることができる。この炊飯器のいいところはバッテリーにやさしい低電力。210W程度。20分~30分で調理完了。軽いしスポーツバッグやリュックに入る。
ヨーグルト発酵モードが便利で、40℃近い温度で10時間以上温められる。市販のプレーンヨーグルトを種にして1~2人用のヨーグルトも簡単に培養してつくることができた。
これがあれば、電子レンジはいらない。温めもできる。レトルトカレーも入れてスイッチオンで沸騰するぐらい温まる。
世間のキャンパー動画はたけるくんとか、12V家電とかあおるけど、ダメダメ。ご飯炊いてもおいしくないし。ハックとか捨てた。
このミニ炊飯器はちゃんと圧力蓋でマイコンになっており小さくてもご飯がおいしくたける。部品も単純で分解掃除もでき、洗練されている。
私のIQ800の超頭脳が選んだ「最適解」のひとつだ。
■2人~3人のおかずなどつくるなら、4合炊きのこれがベスト
意外と使いやすくて火力もあって量もつくれるのがこの機種。隠れた名機だね。
「ヨーグルト発酵モード」「ケーキ焼き」モードを持っているので、これ単体で「こねないパン」が自作できる。ドライイーストや、自作天然酵母種をつかってヨーグルトモードで長時間発酵させてからそのまま焼けばパンケーキタイプのおいしいパンができる。電力は400W程度なのでソーラーバッテリーシステムで動く。釜が大きい割にはボディは小さく、こちらもスポーツバッグに入るコンパクトさ。
パスタソース、ラーメンやうどんなども作れてしまう。
本職のご飯自体もちゃんと炊ける。タイガー炊飯器なみの味になるので問題なし。
ということなので、私が自分で検証していいものは「多分世の中で最高」なのがほとんどなので。信じる者は……救われるカモ。
はははは