武田学校

IQ800の武田校長の頭の中の広大な知的宇宙を一緒に旅するサイト

災害時装備NGなもの

世間のなんちゃって防災専門家があおるもんだから、やめてほしい装備まで間違って買う人が出ると思いますので、せめて私を信じてついてくる人には以下を言っておきます。

 

■カセットコンロはやめろ

ほんと、やめてほしいです。地震で被災した家、野外でも、コンロは正常な時のアウトドアの使用でも「爆発」事故があります。

原因で多いのは「2つ並べて使う」など。あと「純正メーカーのボンベしか使わないほうがいいのに、安いダイソーやホームセンターのボンベを多用する」ことがあります。

しめ切った車内では一酸化炭素中毒の危険がもちろんあります。

イワタニなら、イワタニの純正品でやるものを金をケチって他社でやることで爆発する。ガス漏れを起こしやすい。

使ったボンベのゴミ処理?災害時できるのか?

備蓄の膨大なボンベの山……爆発リスクだけがある。危険なだけ。推奨無理

 

■エンジン発電機は買うな

これも、何度も言っているけど、災害時、車中泊をするのはRVパークや道の駅、SA/PAになるかもしれないけど、キャンプ場……いずれも、自分がエンジン発電機を回していたら「くさい」「うるさい」……これが相手とのトラブルになる。殺人事件になる。

世の中の殺人事件って、原因が、些細なこういうトラブルばかりです。

 

■缶詰・レトルト食品・カップラーメン類

缶詰は重たい。私が推奨しているのは「原材料をもち」「ソーラーバッテリーシステムで自立して調理」がベストです。

根源的な穀物などで揃え(米や麦)それをオンデマンドで炊いたり、パンにして食べるのがいい。

その点で、レトルトがNGなのは「大量のお湯」を必要とすることです。

それと、量が圧縮しづらい。家族が多ければすさまじい量になる。

でも、原料でもてば……極力小さく、保存性も長く持てる。

これを言いたかった。

 

私の炊飯器料理では、ご飯を1回たくのに必要な水はせいぜい200ミリリットル程度。でも、レトルト温めに使うお湯はもっといる。

 

同様に、カップラーメンは1人分で400ミリリットルの水を消費してしまう。しかもほとんどが飲まないで捨てる。

廃棄が多いのはサバイバル、被災生活でも致命的なリスクです。ゴミ処理の問題がある。

「いかにゴミを出さず」「最小限の材料・燃料」で「毎日・長期的に充実した食事を作り続けるか」の点で、これらのアイテムは向いていません。

 

なので、いかに世の中の防災士、危機管理専門家が「間違い」か、理解してください。

私が思考して検討・検証したものがベストです。

 

■リチウムイオンポータブルバッテリーも厳しいかも

鉛バッテリーより小型で、軽いし、容量ギリギリまで使えることで人気のリチウムイオンバッテリー、あと、ソーラーバッテリーシステムで鉛バッテリーを取り扱えないスキルの人はどうしても頼ることになる。

だが、私的にはすすめられない。リチウムイオンバッテリーはデメリットが「破滅的にリスキー」なポイントがあり、それが「爆発事故」である。

発火・爆発のレベルが鉛の比ではない。爆弾なみの破壊力であり、こんなものをスマホバッテリーでも持てば持つほど危険が増える。家電も充電池系がそうなっているので、私も、減らす方向性で考えています。(掃除機や電動工具など)

 

車中泊では周りと近づかない、一緒に泊まらない

このように、勘違い車中泊をする人はカセットコンロを多用すると思うので、そういう車には駐車場や停車も近づかないようにした方がいい。

仲良くした相手が、カセットコンロを使用して爆発したら自分の車も燃えます。

いい迷惑です。相手の無知につきあって自分たちの生存が脅かされる。

キャンプ場でも同じ。密集して滞在しないことです。