武田式をやる方は以下の器具を全部持っていたほうが結果的に「いいです」。すでにある方はないものを補充される程度でいいでしょう。
■炊飯器調理をおすすめします
武田式では炊飯器料理がメインになっています。理由は
1.単身者など忙しい人でも「打ちっぱなし」で自動的に簡単に調理ができる
2.少量を食べ続ける場合に有利
3.洗い物が格段に少ない(内がまと、ふた程度)→災害時、限られた水、拭き掃除で毎日できることはとても大事です。
4.低電力なので、電気バカ食いのIHコンロが一切いらない。(電気代低減にも貢献)
5.100℃未満の加熱なのでAGEsもほとんど生成しないメニューができる。なおかつウイルスや細菌の殺菌も安定的に行える(あらゆるウイルスを死滅できる80℃以上10分加熱ができるため)
6.実質、無水加熱料理に近くなるので少ない水の量で食材の栄養成分をエキスとして抽出することになり効率的に栄養を「スープ化」して得ることができる。
6.ソーラーバッテリーでの運用が可能で、サバイバル生活でもそのままふだんの調理スタイルが継続できる。
など「多大なメリット」があるからです。
うちでは、IHコンロはもう数年間一切使用しないで全部の料理が回せています。
1台より2台あると「具とごはん」両方を同時に作ることができ便利です。
家族や複数の場合は4合炊き2台あると便利です。
単身者の場合は、4合炊き1台、1.5合炊き1台で構成すると便利です。
価格もそれほど高くないので、故障などにも備えて複数台持つことをお勧めします。
■1.5合炊飯器
1.5合炊飯器があると便利なのは
・1人暮らしの炊飯や具の加熱調理が簡単にできる。調理時間も30分以内
・飲み物やお惣菜、汁ものの温めにも使えるため電子レンジがいらなくなる。
・低電力なのでポータブル電源やソーラーバッテリーで運用ができる。
■おすすめ機種1「コイズミ ライスクッカー」
低電力210Wで動作する。ヨーグルト機能がいらない場合、普段使いはこれがいい。ふたがパカーンとワンタッチで開閉でき、手提げがついているのでお弁当箱代わりに持ち歩くこともできる。オフィスや車中泊で再度炊飯すると10分程度で「熱々」に温めなおすこともできてしまう。ヤフオクの中古で入手するのもいいでしょう。
■おすすめ機種2「コイズミ ライスクッカー ヨーグルト発酵機能付き」
210Wの低電力で小型ながらヨーグルト発酵機能を備えた以下の機種は「サバイバル長期生活」「自分用ヨーグルトもつくりたい」場合必須です。ただ、ふたがロック式なので開け閉めが面倒です。
■1.5合この機種もいいです
手提げがついていませんが、ふたがパカーンとワンタッチで開けられます。ヤフオクなどでも入手できます。台所置いての使用なら十分なものです。
■2.5合のこの機種もおしゃれで優秀
ちょっとお値段するかもしれませんが2.5合のこの機種もデザインや質感がよく、性能もちゃんとしているのでお勧めです。1.5合より少し大きい程度なので家で使ってご予算もあるならこの機種もいいです。中古で買えたらお宝ですね。
■4合炊き
400W以下で動作します。中古でも入手しやすい。
4合炊きがあると便利なのは
・2人~3人分の「スープ」などをつくることができる。
・自家製パンやパンケーキも焼くことができる。
この機種が安くて入手しやすいので普段使いしています。
この機種のいいのは「ヨーグルト発酵」モードを持っていることです。発酵モードは大事で30℃前後のゆるい温度で長時間、小麦粉などの生地を温めることができます。ヨーグルトだけでなく「発酵」調理に使えるのがポイントです。
これは大事で炊飯器だけでもイースト種培養をし自作天然酵母でパンを焼き続けることができるわけです。材料をあわせて「こねない」パンでフォカッチャ風のパンが発酵から焼きまでできるし、小麦粉にベーキングパウダーを混ぜて焼くと簡単にパンケーキができます。ベーカリーを持たずしてもこういう炊飯器だけでもパン焼きも兼用してできます。ただ、発酵中は炊飯器が他の調理に使えないので複数台もつと中釜や部品の「使いまわし」もでき便利です。
■ミキサー
みかんゼリーを作る際に必須です。以下のようなミニタイプが軽くて使いやすくて便利です。
私が動画で使っているのは「チープでおもちゃみたい」ですが、意外と便利です。中古でわずか700円とかで買えました。
■コーヒーミル(電動)
陳皮茶(みかんの皮の茶)を作る際、乾かしたみかんの皮を細かく砕いた方が抽出が効率的です。なのでコーヒー用の「硬い皮を砕ける」ミルがいります。ミルなしで砕かないでお湯で煎じてもかまいません。ただ抽出時間かける必要があるかもしれません。
■ステンレスフィルター
これもコーヒーの抽出用に「繰り返し使用でき」「メンテが楽」なので煮だした陳皮などを濾すのに便利です。
これ使ったほうが効率的です。
■デジタルスケール
武田式では「材料の量をきちんと計る」ことをお勧めしています。栄養価を把握するためです。私は以下の計りを愛用しています。USB充電、乾電池両方で使用できるためサバイバル・ソーラーバッテリーシステムでの運用ができるからです。
もちろん、その辺のお店で入手できる「デジタルスケール」なら何でもかまいません。
■タニタの体重計
日々の効果測定のため自分がどういう状態かを毎日把握すると「効果の実感」ができるようになります。なのでタニタの体脂肪率まで計れる以下のような体重計を持つことをお勧めします。オムロンもあるようですが、欲しいデータは「体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、体脂肪レベル」です。それが計測できれば機種は選びません。
そんなに値段も高くないですしその割に高性能です。乗るだけでセットし記憶してある自分のデータでBMIや体脂肪率を計算してくれます。家族での複数での使用も可能になっています。(複数の人の値をメモリーしてくれる)
すべての計測した値は毎日ノートやエクセルに記録し続けてください。記録したデータを見せることは医師や管理栄養士の指導を受ける際にも大変有用です。
体脂肪率や「体脂肪レベル」は肝脂肪の状態も理解できるので大変便利です。
ぜひ1台お持ちになり、自分の食べた料理との「関係性」を毎日把握してください。