武田学校

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災害時サバイバル用炊飯器どれがいい

 4合の場合、400Wだがこれはバカにしていたら案外いけた。

 4合だがボディはコンパクト。消費電力は400Wだが、日本メーカーのIHのような高級機種と違って圧倒的に省電力。だから災害時の限られたバッテリーではギリギリうまく動作できる。400W切るタイガー3合(380W)や、ミニ炊飯器のほうがさらにいいけど。この機種は普段使いでも便利。容器が大きい分3~4人分の料理を作ることもできる。

 

本業の炊飯性能もよく、マイコン制御でぜんぜんおいしく炊ける。実は本場日本のタイガーのものと変わらない出来栄えだ。価格も安い。

 

この機種がいいのは「ヨーグルト発酵」機能がついていることだ。炊飯器を選ぶなら「ヨーグルト発酵機能」がついているものがいい。タイガーはついていない。

 

「ヨーグルト発酵機能」がほしい理由

なぜなら「炊飯器でパン焼き」が一貫してできるからである。炊飯器パンは「こねないけどちゃんとパンができる」優れもので、そのためには長時間の40度程度の低温発酵ができる機能が必要である。通常の炊飯器の保温は70度になってしまい、発酵には使えない。だからなのだ。

 

■実はこの機種を2台以上もつほうがいい

タイガーでもいいのだが、さらに極めるなら私のテストでは以下かな。

 車中泊やソーラーバッテリーシステムを日常運用するのであれば「低電力家電」がベストである。1.5合のこのミニ炊飯器は210W程度で動く。ちゃんと炊飯する。 

 その熱と容器の密閉性で「あらゆる料理」が「家のコンロとほぼ変わらず」作れるのだ。私は、このミニ炊飯器で「焼き、煮る、ゆでる」フライパンや鍋でやる通常のレシピを作ることに成功してきた。

 

私は「日本最高の炊飯器料理職人」となった

私はこのミニ炊飯器で「牛肉ステーキ」「牛しゃぶしゃぶ」「八宝菜」「酢豚」「ハンバーグ」「エビフライ」「焼き餃子」「水餃子」「焼きチャーハン」「屋台のソース焼きそば」「分厚いパンケーキ」「本格イタリアンスパゲッティーペペロンティーノ」「スパゲッティナポリタン」「本格チャーシュー麺」「本格味噌ラーメン」「家庭の本格カレーライス」……全部、家の調理と変わらない内容で作ることに成功した。

 

■炊飯器があれば、車中泊・キャンピングカーに電子レンジはいらない

車中泊で、私も電子レンジを装備して運用しているが、かなりシビアできつい。1300Wの電力消費は、他の電力も使いたい場合消耗が激しくなり困る。電子レンジが多用されるシーンは「解凍や温め」である。ところが、この炊飯器は「水だけならお湯をわかせ」「残り物や冷温品の温め」も「食べごろの温度」で加熱できる。

 

この結果「どうも、電子レンジを無理して装備しなくても、ミニ炊飯器が2台以上あったほうが全然便利だし、省エネ」という結論になっている。

なので、キャンピングカーで電子レンジを使うより、低電力のミニ炊飯器で運用したほうがよい。

 

■炊飯器は小さいもの2つが超便利

それで、炊飯器は「1つでなく、2つ以上」あるといい。このミニ炊飯器は小さくて女性のトートバックやリュックサックに入れて持ち歩ける。なので、AC100Vさえ確保できれば、どこでも調理ができる。

消費電力が小さく1つで210Wなので2つ同時稼働でも400W程度なのだ。時間差で料理すればさらに減らせる。コーヒーメーカーが小さいやつで500W稼働なので、いかに効率的か……わかると思う。

しかも「ふたでロック」されるので、中のものが吹きこぼれたりすることもほとんどなく「炊飯ボタン」さえ押せば、材料の投入順も関係なく「料理ができちゃう」というすぐれものだ。料理スキルがない人でもそこそこいけてしまう。

子供や老人でも扱えるため、災害時、独居老人の人にも「火より安全」である。

都会のアパートやマンションでの一人暮らしでも絶大な効果がある。なぜなら「ガスコンロ」「へぼいIHコンロ」「電熱コンロ」を使わずとも、室内のどこにでも炊飯器なら置いて料理できてしまうからである。しかも消費電力が少ないので、電気代も浮く。

2つのミニ炊飯器を2口コンロにみたてて、片方でおかずやスープ、もう片方でご飯を「同時進行でつくる」ことができ、このほうが便利。1台だと「1回ご飯たいて」「全部出して、2回目でおかず」みたいになるが……2台あれば「同時にセット」「同時にできあがり」になるからだ。

 

ということで「2つのミニ炊飯器」は「あらゆる道で勝ち」のシステムなのである。