これから、災害、戦争などあらゆる災害で都市や文明生活が崩壊する未来があるので備えるためのサバイバル指導をこのブログ上でします。
■これから我々を襲う未来
「大地震」「火山噴火」「風水害」「飢饉」「核戦争」「文明崩壊」「江戸時代以前の生活スタイル」「氷河期」
■崩壊レベルにあわせてステージを用意しています
ステージ1:既存文明の利器・システムを利用可能な限り使って生き延びる
ステージ2:既存文明・工業・インフラが崩壊後、文明の利器が耐久・消耗で失われても自力で生存する
ステージ3:氷河期に備えて地下で暮らしていく
今回はステージ1のレベルでのサバイバル方法を解説していきます。
■基本的な考え方、キーワード
1.同じシステムを複数もつ
「場所」を分散して、同じ「機種」で揃える。
理由:破壊や損失での生存性を高める。壊れたとき部品などを使いまわせる。
世界最大・最強の危機管理国家はアメリカである。
中でもアメリカ軍は世界最高レベルの科学技術、専門家、一流大学の教授や研究者を全分野に動員し軍のシステムや、運用体制を構築している。
さらに、政府や行政においてもその技術やノウハウは生かされている。
そこから学ぶことは大事。
アメリカではシステムや機器は複数同じものを用意し運用する。万が一失われた場合すぐさま補完し、ミッションをスムーズに継続できるようにしている。
スペースシャトル……6機つくった
空母打撃群(艦隊)……11もある。
病院船(船で動く総合病院)……2つある。必要時7日で稼働可能でスタンバイ。
大統領専用機(エアフォースワン)……2機同じものをつくり、内装から装備、食料などすべてコピーされ同時に2機飛び、万が一1機が破壊、破損、故障で失われてもすぐさま大統領をもう1つに移動してそのまま飛行してミッションが継続できるようにしている。
大統領専用車(ビースト)……2台以上同じものをつくり、同じく大統領が移動の際は常に2台で走り、セキュリティ(どちらにいるかわからない)、さらに万が一の故障、破壊に備えてすぐ乗り移れるようにしてある。
さらに海軍などは「引退した軍艦」も一定期間保存処理をし、不足時は5日以内に戦闘態勢がとれるよう常時メンテナンスを続けている。この数だけで100隻以上あるといわれている。
このことからわかるように「同じシステム、同じ家電を2台以上」保有し運用することは重要。ただコストは2倍以上かかる。
なので、われわれ庶民の知恵としては「ヤフオクで中古で安くゲットする」
ことである。
2.「置き場所」を分散する
2階建ての一戸建ての場合、対地震による倒壊では1階が押しつぶされ、2階は生き残ることが多い。なので、装備品・備蓄は2階にも分散して置き、万が一には家屋倒壊後、2階にも取りに行ける経路、方法も考えておく。
家の敷地がある場合、他の家の倒壊や火災にあわない、風雨にさらされても大丈夫な構造の収納スペースにも分散して装備や備蓄品を置き、家(1F,2F)、庭。さらに車に分散して装備や備蓄品を置くと、万が一どれかが失われても生存性が高まる。
地下室や防空壕などを構築した場合、出入りの安全性を確保して保管スペースに使うこともありである。
3.自己完結性のシステムを構築する
電力、水など最低限生存に必要な要素について「自家発電」「井戸やろ過装置」など自前で長期間調達・供給できるシステムを構築する。
外部や行政サービスから遮断され、孤立した状態でも使える体制にしておく。
長期的に食料の自給自足もできる体制が必要である。家庭菜園や水耕栽培、アクアポニクスなど普段から運用になれておく。
4.必要な要素
「電気」「水(飲用と生活用2種類)」「食料」「居住スタイル(寝る・下水・ごみ処理)」
この4つを確立すること。