現状で電流値の積算など安価で便利に使えるPWMコントローラーは40Aと60Aの機種がある。その違いを分解して回路を比較してみた。
MOS-FETの数が1つ違う程度だ。そのためソーラーパネルから受け取れる電流が最大40Aか60Aかの違いはMOS-FETの数で決めているようだ。
実験したところ40A版だと30A程度のソーラーパネル電流の入力で回路から振動音が聞こえ、発熱も40℃超えてきた。60A版だと余裕がある分耐えられた。
ただ、この機種はMOS-FETからの放熱が裏でたまる傾向があるので、発電量を増やして入力電流を多くしたい場合は放熱を十分にできる設置空間を設ける、ファンなどで冷却したほうがいいだろう。