砂糖なしのプレーンヨーグルトなら血糖値はいい。はずなのだが、同じメーカーでも「無脂肪」バージョンはなんと「血糖値が爆上げ」してしまった。上が脂肪入り、下が脂肪なしでの食事後のリブレの計測結果である。食べた食事メニューは2日とも同じ内容であった。脂肪あり168、脂肪なしは242のピークで安全ゾーンを逸脱して脂肪ありの1.4倍の悪化を起こした。
■脂肪がないからいいわけではない
原因をAIと考察した結果「無脂肪ヨーグルトは」「乳糖の吸収が逆に早くできるので」「血糖値スパイクが上がりやすい」という見解が出た。
食べたもので糖質を消化する際「脂肪」「油」が混在していると「ゆるやかに吸収される」が、脂肪を除去して油なしにすると「すなおに乳糖がどんどん吸収され」「血糖値スパイクを上げてしまう」ということだろう。
なので、脂肪はなんでも悪いのでなく「1日厚労省が示すカロリーの20%ぐらいの量(たとえば全食事で60~70g)におさまるのであれば、脂肪ありのプレーンヨーグルトを食べていたほうが血糖値スパイクのひどい上昇を起こさないということです。
「無脂肪だからいい」は落とし穴ですのでご注意ください。