武田学校

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抗酸化力の低下が緑内障発症の原因

体のアンチエイジング、抗酸化は大事。いろいろな病気の原因になっている。

東北大学は酸化ストレスに注目。体内に生じた活性酸素が自身で作り出す抗酸化力を上回ったとき、タンパク質や脂質、核酸などが阻害されて緑内障を誘発する、との推論を得ました。 この推論に基づく研究を進めた結果、65歳以下の男性において抗酸化力が低い場合、緑内障が重症化しやすくなることが判明。

こちらも見ておくといいかも

緑内障にいい食べ物・食事は?進行を止めた人に聞いてみた (glaucoma-arrest.net)

研究課題/領域番号 16K20299
研究種目

若手研究(B)

配分区分 基金
研究分野 眼科学
研究機関 東北大学

研究代表者

檜森 紀子  東北大学, 大学病院, 助教 (20705230)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード 緑内障 / 酸化ストレス / 神経保護 / 網膜神経節細胞 / 抗酸化力
研究成果の概要

基礎研究だけでなく臨床においても緑内障における酸化ストレスの関連は指摘されている。我々は、正常眼圧緑内障患者に酸化ストレスマーカー(尿中8-OHdG値、皮膚AGE)と組織領域の視神経乳頭循環とが相関することを明らかにした(Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 2016)。今年度は比較的若い男性緑内障患者において抗酸化力と緑内障が相関すること(Sci Rep. 2017.)、睡眠時無呼吸を有する緑内障患者において酸化ストレスが高く、それが視野進行の一因となっているのではないかということを明らかにした(Acta Ophthalmol. 2018)。