武田学校

IQ800の武田校長の頭の中の広大な知的宇宙を一緒に旅するサイト

家建てるのにこんな土地は買ってはダメ

えーと、バカは自分で間違ったチョイスして自滅するからいいよ。IQ800の俺についてくれば生き残る。

もし、家を買おう、建てようと思って、間抜けなあなたがやる行動原理は「手元のタウン情報誌」「ネットの不動産情報」だよね。でも、それで選ぶ時点でアウト。

 

ほとんどの人、ファミリー、サラリーマンにせよ不動産や建築の勉強など何もしていないから、いとも簡単に不動産屋が用意する「わな」に引っかかる。そして人間から「カモ」になる。

 

こういう物件がなぜダメか?あなたわかるかな。

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買ってはいけない土地の例(タウン情報誌によくある分譲住宅地)

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こういうのを選ぼうとしている時点であなたはアウト

……どちらも、たいてい「当たり前」の物件だ。でもダメだね。

何がダメなの?

教えようか。

 

■ダメポイント1「土地が狭い(これでも)」

 分譲住宅地のほとんどは過去、地元の人が悪くて住まなかった、住まないほうがいいと判定している土地に計画されつくられる。

OK?

 

●「土地がそもそも狭い」

見ればわかると思うが、せいぜい200平方メートルだ。たいていは160平方メートルなど。坪数に直すと50坪~60坪だね。

で、不動産屋がみなさんを「はめる」テクニックの基本として、この狭い土地にいったいどのような家を建てさせるか……ということなんだ。

土地の広さ100%に家を建てることは建築基準法でできない。良質な住宅地ほど建蔽率は低くなる。なので、いいとこ30%じゃないの?すると200平方メートルの土地で60平方メートルが1Fの広さであり、2F建てにしてその2倍……四角い箱型の家なら単純に上に伸びるが……そういう家は今度住宅建築上コストが高くなるはめになる。

※最近はやりの箱型直立の家が安いのは「手抜き」が横行しているからである。

 

2倍にしてみようか。120平方メートル2Fの1戸建てになる。わかっただろ?

LDKぐらいの家は作れる。ファミリーならこれぐらい、いるだろう。

そう、世間一般の「2階建てのいいおうち」になる。よくできてるね。

計算どんぴしゃり。すると「家の値段」がわかる。

まともな家の坪単価は50万以上だから、50万にしとこうか。

住友林業みたいな大手のちゃんとしたメーカーなら80万円以上いくだろう。

120平方メートルの家は坪にすると3.3で割ればいいので36坪だな。

50万×36坪=1800万程度で上物が建つ。

すると、土地の値段とあわせて最初の図で3000万円程度の家になる。

あんまトータル価格高くすると、その辺のカモが買えなくなるので、妥協していく損益限界がこんなところだろう。だからこういうことするんだ。

 

すると、住宅ローンで35年として均等でそれでも月7万ぐらいだから「賃貸より安くてあこがれのマイホームが手に入りますよ」……って不動産屋はだますわけ。

OK?つまり、たいていの若夫婦、ファミリー、サラリーマン……ここでひっかかる。チーン。合掌、南無阿弥陀仏

 

でも、これらの住宅地に建っている家を見てごらん「窓あけたら隣の家の窓が接近」の家になる。

つまり、窓があっても常時開けておけない。いつもカーテンしまくりの家になってしまう。そんな貧相な家がいいの?

せっかく家建てるのに、庭もロクにないせせこましい家に住むなら、田舎の郊外に「敷地広々」「家で畑や動物園」ができるような家に住んだらどうだい?

アメリカ人なんてそういう生活している人が多いよ。金持ちだけど。でも、日本でも田舎の安い土地でやればできるけどね。

 

さて、200平方メートルでも家部分60平方メートルを抜いたら140平方メートルが残るが、全部は使えない。隣と家が接していたら最低でも1mぐらいは離さないと、やたら倉庫とかすら置けないよ。だいたい15平方メートルは余白で消える。残り125平方メートル。

つまり、もっと減ってくる。

で、どうせ「カーポート」ほしいんだろ?だいたい小さいクルマ1台停めるのに6畳はいるから9.7平方メートルぐらい。残り110平方メートルが純粋な「庭部分」になる。

え?地方だと1台じゃだめだから、2台、3台ならその分減る。2台の家庭は多いから20平方メートルは消える。

でも、これが160平方メートルぐらいの一番多そうな分譲だと。まだ減るわけだから。

そこそこの庭はあるけど、出たら周りはお隣さんなので。音もにおいも出すにも出せない。庭もきれいにしていないと近所の目もあるね。

 

■元の土地の値段は?

だいたい、不動産屋が分譲している住宅地の土地なんて、本来の価格は「めちゃ安い」

だって、江戸時代までは「田」「畑」「山林」が多かった。そこをつぶして土地にした。そんな土地の値段なんていいとこ坪5000円程度なんだ。

それが、え?冒頭の土地いくらになってる?60坪程度で1300万円?バカもいい加減にしろ。43倍だ。

 

■なんで不動産屋は広くてゆとりのある土地にしないの?

そりゃ「儲からない」からだ。本当は200より400平方メートルぐらいあるといいんだが、単純に分譲数が減る。「広い土地を可能な限り細分化してコマ割りしたほうが」「その分家を建てて」「住宅建築コストもとれる」からだ。不動産屋・建築会社両方が儲かるからだ。あなたのことなんて……まるで考えていない。

あとは、彼らの営業戦略に「いかにはめるか」「カネを巻き上げるか」になる。

 

こうして、日本全国戦後から「なぜか広い土地があるのに、せせこましい、貧相な住宅地が乱造されてきた。そして、それがいいと思い込んで買わされ、高いローンを長期間払って「それが日本人の標準」と思い込んで教育された、またアホなサラリーマン世帯が……増えたわけ。彼らは、本来の「住宅」というものにはまるで縁遠く「見た目」「目の前の値段」で決めるように生きさせられている。そこには「健康で文化的な」「質の高い市民としての生活」などまるでない

家畜だ。いや、犬小屋以下、家畜以下の「檻」に住んでいだけだ。

 

恐ろしいね。

不動産屋もハウスメーカーも……。そういう日本にしてきた。

そこで育つ子供、国民がまともな知能や文化水準の人間になるわけが……ないよね。

 

■ダメポイント2「建売や建築条件付き」

これも、ダメだよ。一見よさげにする。素人はいとも簡単にだまされる。

「目の前にもう、新築の家が建ってます。どうぞ中をご覧ください」

「外もきれいだし、ポストはおしゃれだし、台所、トイレ、バスルーム、洗面台もきれいだし」いいんじゃない?

 

……はい。ひっかかりました。

元が悪い土地が売れないとき「建売」「建築条件つき」にするのだよ。

だって、ちゃんとしたオーナーなら、自分で土地をめききして決めて、さらにちゃんとした建築士に頼んで設計させるのだから。

それをハショルということは……手抜きなのだから……当然……「手抜きした裏」がある。

建売の住宅は「いったい、どうやって、何を使って作ったのか?」わからないようにされている。そりゃ、誰も、屋根裏見れないし。トイレの排水・配管がどうなっているか?すらわからないよ。

見た目は、きれいだよ。でも、使い物にならない、使ったら壊れる、長く住んだらヤバくなる……その未来は何もつかめない。

同様に「建築条件付き」とするのは「土地がヤバすぎるので売れないから」「つかんだ客は逃げないように」するため「建物はこちらで決まったものしか建てられない」つまり、土地代を安く見せて、建物のほうでごまかして金をとる……そういう構造なのだ。

そこに「あ、いいね」「明日から住める」と……ひっかかる……「カモ」ちゃん。

君たちは不動産屋に「しめられ」「鴨南蛮そば」になって食べられちゃうのだ。

きゃいーん。

 

■ダメポイント3「ひな壇造成地」

 これ、最悪だからね。絶対やめろ。でも、高度成長の日本の住宅地に多いよな。

何がダメって?「擁壁(ようへき)」といって、家と家が「コンクリートブロックや舗装の壁」でその上に建っているだろ?あれ?「がけ崩れの後」なんだよ。

あるいは「土建屋が土砂を抜いて売り飛ばして残った残骸地」なんだよ。

おーい、そんな「ヤバい土地」に「大事な家」を建てるのかい?

何が起きる?

「がけ崩れ、土石流」だよね。

それを止めるためにコンクリート、ブロックで「かためて城みたいにしている」が

その「城壁」の管理が……超大変なんだ。

何せ「擁壁」の中身、工事は……誰も見ていないし、知らない。あなた見た?

どうやって作ったのか?

俺は、工事現場に行って、職人さんの作業ややり方いつも見ているよ。別に嫌がらないよ。気さくに話して技術でも施工でも教えてくれるから。俺も頭良くなるよ。

でも、あなたはその程度もしないだろ?じゃ、ダメだな。

目の前のブロック塀、コンクリートで固めた土台に土が入っていてそこに家を建てる。でも、その土は何をいれたの?本当の土?どんな土?わからないよね。

自分でスコップで3m掘ってみろ。ガレキが出てくるかもしれないぞ。「どうせわからないだろ」と「土でなくて」「ガレキや産廃」を入れて平気な土建屋多いよ。

安くなるから、その分「ピンハネ」してる。

そういう土地が「ひな壇造成住宅地」のほとんどなんだ。

だからね、そんな住宅地買うな、住むな、行くなよ。

でもな、こういう間抜けな話がけっこうある。今治のご自慢の「しまなみヒルズ」

これ読んでみ。

ameblo.jp

県知事と土建屋は結託していることが多く(開発許認可の権力があるから)

こうやって、山を崩して、土をうっとばして、ボロボロの斜面の谷を土で埋めてひな壇に作り直して「はい、高級住宅地?」って売るわけよ。

それに、知能が低いアンポンタン夫婦、ファミリーが「いい住宅地ね」って、ひっかかって「しまなみネーゼ」って、勘違いセレブを演出するわけよ。

おいおい、その家、土台がやばいぞ。

 

建築士は「擁壁の家が以下にヤバいか」知っているからね。この動画見てな。

あ然とするから。


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え?こういう住宅地だった……終わりましたね。合掌チーン。
家がそのまま墓になります。再建築はできないし、擁壁維持管理費……家よりめちゃ高いし。耐久性ないし。震災時もやばいし。上下左右の隣人ともトラブルになりやすいし。

安くても買わんことだな。「しまなみネーゼ」の貴婦人も「しまなみないぜ」の貴腐人になってしまったね。

 

■不動産理論の第一原則

え?不動産学の第一原則教えてやろうか。

「不動産というものは、買った時より売るときは安くなる」

……大爆笑。学者がマジメな顔をして言うからね。

実際そうだけどね。「1円の物件が1000万円で売れた」なんて人、人類にどれだけいるのさ?明治の地主の一部だろ。

つまり、あなたが買う不動産は売るときは「買った値段より必ず落ちる」ということ。

なんで?

そりゃそうだよね。元の値段がゲロ安だったのが、43倍になっているんだから。

その分は「不動産屋の儲け」でしかなく、あなたの「資産分」ではないのだよ。

不動産を買った、家を建てた……家の値段なんて、あなたが1800万円で新築しても10年したら「ゼロ」なんだ。最後に残るのは「土地の値段」だけになってしまう。

すると……すでにあなたは「ボロ負け」した状態で「売る」わけなので。

儲かるどころか……大損している。

これが、「不動産というものは、買った時より売るときは安くなる」の意味。

 

そのふざけた世界に、あなたは身を投じようとしている。だから、私の言うとおりの物件を狙って買えば……まだ、マシだけど、その辺のタウン情報誌や不動産屋に相談していたら……「人間からカモ」にされてしまう。

OK?ハムハム

 

まあ、あなたもカモになりたくなければ、私にコンサル料はらって指南うけることですね。ま、お金けちる人多いから……自分で地雷踏んでいくだけだが……。

じゃあね。ハムー


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