若い人に、伝えておきますね。人生のトラップ。「このポイントに気をつけたら、あなたは失敗しないで成功する」というポイントです。
それは「自分の周りにどういう友達、知人、仲間」をおくか?です。
よく「私、頭悪いんですが、どうすればいいですか?」
という質問がきます。
答え教えましょう。
「頭がいい人とつきあえばいいです」
これしかないです。
バカな人を救えるのは、あなたより頭がいい人です。
同様に「私は貧乏なんですが、どうすればいいでしょうか?」
答え教えましょう
「お金持ちとつきあうことです」
これしかないです。
でも多分、あなたも大多数の人は「私のアドバイスと逆」をしていると思います。
「自分は、バカ大学なんで、友達もバカ大学でいい」
そうですか?だったら、あなたの未来も「限界」も見えていますね。
自分をそこから抜け出して、ステージ上げたければ「自分が普段付き合う人を変えれば」いいだけです。
難しいですか?簡単ですよ。
やり方教えようか。
たとえば
「あなたが自分がバカで困っているなら」「東大生とお友達になれば?」
ってアドバイスしています。東大じゃなくても国公立や早慶の一流校の学生と知り合いになればいい。
あなたに「コミュニケーション能力」があれば、できると思います。
東大生のサークル活動に入れてもらえば、東大生とお友達にすぐなれます。
たとえば東大には「東京大学ピアノの会」という、ピアノを弾く人が好きな集まりがあります。大学が違っても入れるようです。実際、演奏会を駒場祭でやっていると思いますが、他大学の人もメンバーになって出演していました。
他にも、そういうサークルあると思います。
そうしたら、東大生といる時間がおのずと増えます。マクドナルド行って、話しても東大生の会話と、ふだんあなたが話しているレベルの友達との会話は「全然違う」と思います。
慣れなくても、その人たちの「輪」にいて触れているだけで、あなたの知能は確実に上がっていきます。
わからないことがあれば聞けば、東大生はだいたい「即答」で「相手の学力レベルにあわせて」「翻訳」して話すことができます。
それが、東大生の実力です。
得じゃないですか?無料で、あなたは知能を上げられるのです。
ほら、私の秘伝をひとつ教えたんだから……やってね。今すぐ実行。
その点で、京都大学はサークル活動が自由で活発なので、関西の人は京大のサークルに入れてもらえばいいです。
私がいた、京都大学哲学研究会は社会人でも誰でも入れるサークルでしたので、いろいろな人が来てましたよ。飛び入りで阪大の教授がいたり、自身作家の人とか。京大の哲学研究会は、私が一緒に読書会でて意見を交換していても「たぶん、京大で頭がいい方の学生や院生が集まっているよな」と思うことが多かったです。
そりゃ、哲学を愛好するなんて、レベル高い人じゃないとやらないよ。
■先生を選べ
私の所には、芸大や音大の学生、院生が相談にきます。
あと、習い事や、芸道をする人も相談に来ます。
その際、アドバイスしているのは
「先生を選びなさい」
ということです。
たとえば、
絵をやって画家になろう……って思ったら、
「一流の画家の弟子」にしてもらうことです。
スポーツなんかもそうだと思います。
無理?それはあなたの思い込みです。
別に、一流の画家の個展に出かけて「私を弟子にしてください」とお願いすればいいです。
もちろん、断られると思います。でも、運がよかったり、あなたの人間性、熱意が相手に伝われば「いいよ」ってなるかもしれませんね。
それで、ダメだったら次に「1段レベルの低い先生」にあたります。
そこもダメなら「2段」「3段」と徐々にレベルを落として先生を見つけます。
これならいいのですが、たいていの人は
「自分は絵が下手だから、その辺の三流の先生でいいや」
ってなるのです。これがダメです。
これって、学校もそうだし、習い事全般そうです。
大学を選ぶときも「いい教授がいる学部・学科を目指す」ならいいけど
「この程度でいいや」で行くと自分がダメになります。
「いい教授」って、その大学のホームページや、彼らの論文をインターネットで読めばある程度わかりませんか?
わからなければ、誰かに聞いてみればいいです。東大生の友達がいれば、聞けばいいですね。
大学を選ぶより、先生を選んで志望大学を目指す方がいいと思います。
今日はあなたの人生において、大事なことを伝えました。
私が先生にしてきた人を紹介しておきましょう。別にあなたでもできますよ。
小島慶三(一橋大)日本精工元副社長、日銀政策委員
原田甫(東京藝大)伊福部昭の弟子
永冨正之(東京藝大)元東京藝大付属高校校長
E.F.シューマッハー(英国石炭公社総裁)
ヴィルヘルム=バックハウス(ドイツのピアニスト、ツェルニーの直弟子)
メンゲルベルグ(オランダの指揮者)
A.Cウェディマイヤー(米陸軍大将)
西岡常一(宮大工)