武田学校

IQ800の武田校長の頭の中の広大な知的宇宙を一緒に旅するサイト

人生のトラップ「12【性病】」

10代、20代、日本国民全員に話しておきたい人生のトラップとして大事な内容です。

まず言っておくけど「性病にならないこと」です。そして「性病にならない生活スタイル、男女交際」をすることです。

 

これ、今の日本ではとても難しいことになっています。学校では「性教育」はしても「性病教育」はしません。これは致命的な問題だと思っています。どうか文科省厚労省は「学校での性病教」を科目に入れてしてほしいです。

 

私は国際NGOで「エイズHIV)・マラリア結核」の撲滅運動をしていました。WHOと厚労省結核予防会と連携してアフリカやアジア、日本での市民への啓発活動をしてきました。外務省ODA感染症予防のための政策提言も国会議員に陳情して、国会で質問してもらうこともしてきました。

今も、海外ではこうした病気は依然猛威を振るっています。海外旅行で感染する人も結構いると思います。

 

こうした病気の予防、撲滅は、ワクチンや薬も大事なのですが、それ以上に「市民の意識」「社会問題の解決」が大きいです。

いくら、いい薬、医者がいても患者側が「無知で」「アホ」だと永久に終わらないのです。だから政策や社会の世論、教育、市民ひとりひとりの「考え方」を変える方が大事なのです。

 

■なぜ、性病にかかってはいけないか?

性病は感染症が多く、いろいろな種類があります。みなさんの頭にも「HIVエイズ」は当たり前にあるでしょうし、「クラミジア」「梅毒」「ヘルペス」なんかもキーワードあると思います。

 

でも「意外と気づいていない性病」もまだあります。たとえば「B型・C型肝炎ウイルス」「ヒトパピローマウイルス(HPV)」「ヒト白血病HTLV)」「サイトメガロウイルス」などなど。

 

性病に感染するとまずいのは「一生体内に残るものが結構ある」ということです。つまり一度感染したら、一生感染者になるということです。梅毒なんかが有名で、一度梅毒になると体内の細胞に梅毒の菌は生き続けます。

 

これはどういうことになるかというと手術時、歯科治療時、梅毒の人は血液検査で陽性なら、手術器具や人員も「細心の注意」で取り扱うことになっています。

梅毒持ちの人は隔離状態で扱われます。血液や粘液が飛び散る手術では医師やスタッフが感染するリスクが多大にあるためです。

今は、病院では手術前に血液検査でHIVや梅毒など「危険」なものは調べています。なので、ふだん性病検査をしないいい加減な人も「緊急搬送」「緊急手術」で発覚することが多いです。

 

でも、そうやって見つかったら「隔離」されます。普通レベルの患者ではないということです。

 

なのに、今、日本では20代~40代とかセックスが盛んな世代に梅毒になる人が続出しているといいます。何やってんだろうな?と思います。

 

■性病に感染したら老人ホームにも将来入れない

あと、意外と見落とされているのが「性病にかかった人は、老人ホームに入居できない」ということなんです。

相談者にも「70代の父が、手術する際の血液検査で【HIV陽性】で感染していた。老人の父がどこでセックスしていたんだろう?って娘の私も困惑しています。しかも、そのあと介護施設に入れようとしたら【HIV陽性の人はダメです】と断られてしまうんです。どこも入れてくれないんです。自宅でエイズの父を面倒見ないといけない……地獄です」

これ、本当です。介護老人ホームの次のページを見てもらうと「入居条件」でHIVや梅毒の人は「NG」なことがはっきり表示されています。

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性病って自分が死ぬまで「苦しめる」病気なんです。

 

■梅毒になったら、人生終わる意味

20代、30代のみなさん、梅毒にはホントかからないでください。淡々と「まずい意味」を話しておきます。

梅毒に感染したら薬で症状を抑えたりしても、血液中にいる梅毒菌はあなたの体内の臓器に隠れて生き延び続けます。結果として生涯感染は続きます。

その状態で、あなたが男性なら女性、女性なら男性が「別の相手」とセックスしたら、その人にもうつります。梅毒に感染したらもう、相手がコンドームなしのセックスはできないと思ってください。ピルは性病に一番なるハイリスクな避妊法です。ピルはホルモン治療でもなければ使うものではありません。

女性の場合、妊娠したらその梅毒は赤ちゃんにも移動します。結果として赤ちゃんは「脳障害」を高い確率で起こします。その赤ちゃんは「障害児」「発育障害」を抱える子供として世の中で生きていくことになります。

 

……このことがいかに「最悪の結果」かわかると思います。私の相談者には「お子さんが先天性異常」の若いお母さん、大きくなっても障害児のままの息子・娘さんを抱えた母親の相談が何度もあります。

共通しているのは「若い時に、売春や風俗、セックスが奔放で彼氏や再婚を繰り返していた」人でした。

「セックスが好き」ってそれだけ性病になる確率が高いのはアホでもわかることです。

若い時のセックスしまくり、不倫、風俗などでの「自業自得」の結果は、生涯後悔し、障害児を一生面倒見る地獄のような生活になるということです。

 

あと、梅毒感染が引き起こす病気で「心臓病」があります。動脈硬化による心臓バイパス手術になりやすくなるのです。かつて大物俳優が大動脈瘤で倒れ心臓バイパス手術を受けました。でも、その人は若い時、女遊びが派手で梅毒に感染していました。結果として愛人にしていた芸能人が産んだ子供も梅毒由来の脳症で生まれ発育・知育の異常が出てしまいました。みんな悲惨な末路となりました。

 

クラミジアもダメ

クラミジアは比較的感染しまくる性病のひとつです。死なないので軽く考えている人がいます。クラミジアは「肺炎」を起こすもので、兄弟分に「オウム病」があるんですが、それだけでなく女性が感染して妊娠すると梅毒と同様「胎児の先天的脳障害」を起こしやすくなります。なので、なめたらまずい病気です。

クラミジアもかかってはいけません。でも、多分、新宿や繁華街の風俗嬢、援助交際パパ活している女の人を抜き打ちで性病検査したらかなりの人が陽性になると思います。咽頭感染が多いのでフェラチオで簡単に感染していることがわかります。

 

ヘルペス帯状疱疹

ヘルペス帯状疱疹も日本人は今多いです。帯状疱疹は性病ではないといういい方は私は違うと思っていて、昔、性病対策へったくれもない野蛮な時代、蔓延していた性病なんです。それが今も代々引き継がれる。ベース化してしまった性病です。

 

とくに、アメリカに日本が占領されてアメリカでは多いので、アメリカ人とセックスした日本の女性が簡単に感染しまくりました。ヘルペス帯状疱疹も一生体内に残り、本人の免疫が低下すると痛みを伴う水泡が顔や腰に出て苦しみます。一生付き合う病気になります。

 

ヘルペス帯状疱疹が体内にある人も、他人とセックスしてはいけないし、コンドームなどの物理的な避妊具でしないと相手にもうつしていきます。

 

■B型・C型肝炎

日本に数百万人いるといわれる、この恐ろしいウイルス感染症。このウイルスは一生体内に残ります。肝臓の細胞に住んで、肝臓を硬化させ、肝硬変、10年以上かけて肝臓がんに最終的にします。死が約束された恐ろしい病気です。

幸いC型については数年前、3種類の抗ウイルス薬のカクテル療法で体内のウイルス検出ゼロが実現したのですが、でもウイルス薬がそもそも使えない体質の人がいるため、全員は救済できないです。B型についてはいまだに治療法がないので、感染したら死ぬのを待つだけです。

なんと、戦後このウイルスは「医療ミス」で大量に日本人の今の70代~80代の国民に注射されました。当時の医師が「注射針の使いまわし」でワクチンなどをうって、国民に感染させました。

そのため、薬害エイズと同じ、それ以上の医療事故だったのですが、国民の感染者が多すぎてうやむやにされました。今では「B型・C型肝炎ウイルスに感染して過去医療機関で注射を受けた人」は「国に裁判すれば数千万円の補償金」を受け取れます。

 

でも、このウイルスはセックスでもうつります。だから、コンドームなしでセックスしたら相手にうつります。HIVと変わらないです。

発展途上国や外国で安易に「安い」「何人とでもできる」って調子にのった男性がうつります。そして、感染した男性は日本で援助交際で女子高生や若い女性にうつすわけです。

 

ヒトパピローマウイルス

がんは「ウイルス感染症」で起きるものが多いです。なぜなら、ウイルスに感染して「炎症」が臓器に継続的に起きると、その炎症による細胞の修復が繰り返され、失敗してがんになるからです。

パピローマウイルスはHPVで、もともと日本人にはあまりなかったウイルスで、アメリカではやっていたものが、第二次大戦後、アメリカ人とセックスする日本の女性が増えたので(兵隊や旅行者)結果として日本人にも増えました。

感染は「フェラチオ」「膣」から起きます。なので、風俗でも感染はすごく広がりました。感染したパピローマウイルスは子宮に到達すると、炎症を起こします。女性器の粘膜は皮膚と同じく「新陳代謝」が激しいので、月経があるわけですが、それが悪い方向に作用します。もともと妊娠自体が「がん細胞以上に激しいサイクルで成長する細胞増殖」なので女性器の炎症は致命的に発がんを誘発します。それが子宮頸がんです。

 

私の相談者には、20代で、美人なのに「子宮がぶっ壊れた」女性が多いです。彼女らの生い立ちやライフスタイルを聞くと「男に持てるんで、セックス好きでしまくりました」「彼氏10人以上いました。とっかえひっかえセックスしていました」と、AV女優すら真っ青な話を自慢げにします。

 

……でも、その末路が「20代、30代前半での子宮頸がんの発がん」なのです。

わかりました?10代、20代の女の子にいいたいです。「セックスは一生一人の相手と、するか、複数するならコンドーム絶対でやらなかったら、あなたが死ぬ」ということです。

 

■ヒト白血病HTLV

 これは白血病のウイルスです。そう、白血病はウイルスで起きます。スローウイルスなので感染して10年以上ゆっくり体内で増殖して発病します。HIVの親せきです。

HTLVウイルスは古代から「海洋国家の海岸線」沿いに蔓延していることがわかっています。日本もこのウイルスは「風土病並み」にあり、九州、特に鹿児島、宮崎、長崎、福岡の人に多いことが医学的にわかっています。

HTLV-1キャリア妊婦が多い県は?【PickUp 医療データ】(123)|Web医事新報|日本医事新報社

ここまでくると「その県の人と結婚するのはヤバい」ではなく「どうやって感染しないで共存するか」になります。

きわめて「政策」「世論」「市民の意識」を教育、啓発で変えるかになります。

 

サイトメガロウイルス

 これも性病ですが、いまは「若い母親が、遊んでセックスでベースに感染」していることが多いんで、遺伝的になっている面もあります。

 一生体内にいて、HIVエイズなどの免疫低下時に日和見感染症で復活したり、ほかでも免疫が低下すると出てきます。

 死ぬ病気ではないけど、眼科では「視力低下などに影響が出てくることがある」と言われて要監視対象になっています。

 

……性病まだあるので、全部ではないけど、なるとこわいものについて、私の知見を皆さんに共有しておきました。

 

どうですか?男性諸君、今日も、あなたはセックスしたいですよね?もてない男性は出会い系や風俗にお金をはたいて、女子高生(違法)、若い女性、不倫……遊んでいると思います。

 

でも、みなさん性病には本当に無知です。「ソープもデリヘルも検査しているからだいじょうぶだよ」……ウソですね。

 

ウイルス感染防御の知識を少しでも勉強したら「やったら、かかる」と思って、やるしかないレベルなんです。フェラチオ、キスで簡単にうつるんで。

それでも、あなたは行くんですか?女の子とセックスしたいんですか?

 

一生がだめになるのに……するんですか?

 

私は、自分が啓発キャンペーンしていたので、毎年保健所にHIV・性病数種類の検査をしていましたが、いつも、居合わせるのは「どうみても風俗嬢のかわいいお姉ちゃん」しかいませんでした。たまに、若いカップルがいましたけど。

 

みなさん、検査していないですよね?

出会い系で会った……でも、目の前のその人、性病検査した結果持っていないですよね?

そのままホテル行くんですよね?

ウイルスも細菌も目に見えないですよね?

ましてや、その前に誰とセックスしたかわからない人ですよね?

HIVは感染してから、感染がわかるのに90日以上かかります。その間に、別の人とセックスしたらウイルスばらまいてますよね。

 

そういうこと、知識や想像力があったら……します?

 

軽い気持ちの一発が、一生を後悔する人生への入り口となる。人生のトラップの最たるものですね。

 

頭がいい人、ちょっとまともに冷静に考えたら……「そんなバカなことしたくない」って思いますよね。

 

でも、みなさん、エッチしちゃうんですよね。検査もせずに。確認もせずに。

そして、性病が原因で先天性異常、奇形の子供が日本では増えているんです。

親のセックス遊びのせいです。

それ、一生、行政や福祉のお金で面倒見ないといけないんです。

みんなで苦しんで、民族も滅んでいく、自滅していくんです。

 

わかりました?

一人でも多くの国民、ともだち、男の子、女の子にこのブログを読んでもらってください。

 

一番安全でいいのは

「一生、セックスする人は自分も相手も検査でクリーンの一人と」

そういう人生、10代、20代のあなたがゲットできたら……とても幸せだと思います。

この人生のトラップは、ほとんどの人がクリアできなさそうですけど。