30年は持つといわれる「羊羹」古来から、高濃度の砂糖(60%以上)と寒天で固められた「ようかん」は、常温・冷暗所とかで1年どころか10年、20年保存可能。実際に京都の老舗「虎屋」(とらや)の羊羹を19年後に食べた人のレポートがこれ。
要は「砂糖と食材の水分を結合させれ」ば、ウイルスや細菌の増殖が起きないので、腐敗せず食べられるというわけ。
19年経過した羊羹は、砂糖が再結晶(液体から戻る)状態が見られたが、無事食べられた。おそろしい古代の人の知恵である。
余計な添加物がなく、砂糖ガチガチ使用された、あんこ、羊羹は高栄養・カロリーもある完全食品ともいえる。災害備蓄食に適している。
ただ、開封して酸素に触れると劣化が始まるので小分けパッケージで持ち、食べる分だけで使い切るのがベスト。