武田学校

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災害時の停電で家に車から電気を供給する

災害機動指令車として大容量のサブバッテリーを搭載したミニキャブミーブで実際の停電時に家のエアコン、家電がどれぐらい動くか実験してみました。

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ミーブから10mの延長コードで室内にコンセントを引き込み、そこからテーブルタップなどで家電に複数分岐・接続した上で、停電時間3時間中エアコンで20度設定の暖房、55型のテレビ、PC一式を同時に動作続けても問題ありませんでした。消費電力はトータルで710Whでした。ミーブに搭載のバッテリーバンクSBBS3の容量(7200Wh)の実使用可能容量の19%程度でした。これから、10時間程度の使用が可能と推測されます。

■実験でわかったこと

1.10mぐらいの延長コード(AC100V)がいる。

2.電気を分岐するためのタップや延長コード3つ口なども複数あったほうがいい。

3.暗闇で作業することになるので「懐中電灯やランタン」があるといい。両手があくものがあるとベスト。

4.充電池で動作する家電がやっぱり便利。ソーラーバッテリーで別枠で充電をしておけるため。

5.省電力で動作する(500W未満)は複数台動作できて有利。

6.液晶モニターやPCはミニPC、スティックPCなど可能な限り「超低電力」で動くものにすると長時間稼働がしやすく便利。

7.NTT光のONU,無線LANの動作も30~50Wぐらいで低電力なので動作でき災害時もNTT光回線が死んでいなければこういう場合も電力さえあれば光での通信が使える。