武田学校

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人生のトラップ「7サラリーマンや職場で成功する方法」

もし、会社で昇進や偉くなりたかったら以下だけ、単純に「黙々」と実行していればいいです。余計なことはしないことかな。

 

1.会社では「何もしない」

リスクがあるチャレンジな仕事も、イノベーションも、業務改善とかもしない。「可もなく不可もなく」平凡に生きる。

……なんか、間抜けな人が「違う」とか顔真っ赤にして言いそうなので、説明だけしておくと、会社で積極的に仕事をしてリスキーな仕事をがんばるのは、もちろん世間的には正しいし賞賛されますが「50%の確率」で「成功と失敗」があるわけです。

成功すれば、昇進や昇給、ボーナス増しとかあるかもしれませんが、その連続は「あるわけなく」必ず「失敗」も出ます。問題はその時で、えげつないんですが「成果は出なかった」ということで降格や、会社を去る可能性があるのです。

 

なので、ひどい話なのですが、会社で正社員とかで生き残りたい、昇進したいのなら、逆に「何もしない人」のほうがいいわけです。

 

そうしたら、確かにあなたは「ダメだなあ」と思われるけど、別に可も不可もなくいるならクビにはしづらい。でも、一生懸命リスキーな仕事をした同僚や先輩は「地雷」踏んだら飛ばされたり、降格、転職したりして「去る」わけです。周りが戦死したら、残っているあなたに「棚から牡丹餅」で昇進が転がり込みます

 

皮肉なものですが、企業社会なんてこんなものです。え?やる気なくなった?

でも、本当の話をしました。

この話はご自身、企業の社長で大学の経営学の教授をしている人から教えてもらったものです(笑)

 

2.同僚やチームに、常にお菓子を配る

 これ、すごく効果があって「武田さんありがとうございました」という感動の声が多いテクニックのひとつです。

 職場で「自分は嫌われている」「いじめられている」など、悩んで「やめたい」という相談者が私の所は多いです。でも

「絶対やめないこと」と私はアドバイスしています。

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

「何も難しいことはないです。お菓子を同僚や、チームの仲間に配ってみてください。お菓子はスーパーで小さい袋や包みのクッキーやチョコとか、アメでいいです。安くてもいいです。「どうぞ」ってデスクに置いて回って機械的配ってください。感情いりません。」

「あと、たとえ話したくない相手でも「おはようございます」「お先に失礼します」という声だけはかけてください。機械的

と。

本人たちは半信半疑でやるのですが、

「武田さん、同僚やシマのメンバーにお菓子配っていたら、態度が冷たかった人たちと、あいさつや話しができるようになり、自分がミスっても責められなくなりました」

「何も言いたくない、話したくない会社の人たちにも朝出社して、廊下で顔をあわせたら「おはようございます」ということだけは何かと続けました」

「そうしたら、自分クビにされそうだったのに、そういう話もなくなり、逆に私をいじめていた上司がみんなに悪く言われて左遷されました」

という……驚きの結果になったのです。

「さらに、辞めずにずっといたら、今回昇進しました。給料上がりました。信じられない。武田さんありがとうございました」

これって、どういうことかというと

「お菓子をくれる人は正しい」

という法則があるからです。

 

イヤな奴がきても「どうぞ」って、クッキーやチョコくれたら「あ、ありがと」ってなりますよね?しかも、会社で3時とかお腹すいたりだるいとき、自分ではお菓子持ってないときに、たった1個のクッキーが差し入れでデスクに置いてあって「あー、助かった」と思った人はけっこういると思うんです。そうしたらお菓子くれる人って、その人にとっては悪く言えなくなり逆に「いいやつだ」となります。個別包装のお菓子だと、デスクにしまって後日食べたりもできるので便利ですね。

この「わいろ」効果は、小さくても継続的な方がいいのです。

 

以前、実験したことがあって、私もIT企業で開発していたとき、スーパーで個別包装のクッキーセットを買って夕方4時ごろ机を回ってチームメンバーや、上司のテーブルに配って置いていました。これって私だけがしているのですが「ありがとうございます」て、メンバーは言いますし、部長も「すまんね」ってニコニコしてもらいます。協力会社の人にもあげました。そのうち4時になると私がお菓子をくれる…と、みんな待ち望むようになってました。

その後、私が作業で納期遅れをしミスった場面があったのですが、朝の進捗会議でお菓子を配らない同僚はミスの報告をしたとたん、メンバーらから「叱責」「追及」されだしました。

ところが、自分の番になって「遅れてすみません」と言ったのですが、部長もメンバーも質疑や叱責どころか「うなずいて」「あー、いいよ」で終わっちゃったのです。

 

……恐ろしいですね。実力もへったくれもないです。「たった1つのお菓子」が私の会社生命を救ったのです。

このことから

「お菓子をくれる人はいい人」

という私の法則が生まれました。ホント使えます。

 

あ、これ、やっていた人、ほかにもいました「在日米軍」です。

かつて第二次大戦で日本が敗戦し、占領軍として進駐してきた米兵はジープに乗って、道路に並ぶ「貧民化した日本の子供たち」に「チョコレート」をあげていたのです。「ギブミーチョコレート」って合言葉ができたぐらいです。

こうして、日本人はかつて「鬼畜米英」と呼んで敵視していたアメリカへの気持ちが変わり、今日では「最もアメリカに親しい国民」に生まれ変わったのです。