映画の批評
アフガンの米軍前線基地の「悲惨さ」「ずさんさ」を描いた戦争アクション映画。なかなかの迫力でまるで自分が一緒に基地にいる感覚になる。 アウトポスト(字幕版) スコット・イーストウッド Amazon 50名ぐらいのアフガニスタンのタリバンとの最前線基地。…
大林宜彦監督は肺がんを宣告され、遺作と思って作ったのが戦争三部作の最後「花筐(はながたみ)」だったそうだが、長生きできたので遺作になったのがこの作品だ。 海辺の映画館ーキネマの玉手箱 厚木拓郎 Amazon 映画監督らしく、映画を語って最後あの世に…
吉永小百合が主演。毎日新聞社を使ってロケ。落ちはつまらないんだけど、何がいいかというと新聞社の雰囲気がすごくよく出ていて、記者や編集委員らのメンツの服装や雰囲気があってて「あ、いるよな」「文系書き物オフィスの光景だよな」がよくできているこ…
大林宜彦さん、人生後半は反戦映画多かったね。意外だったね。まあ、芸術家だし戦後生まれの人、大部分は戦争のない世界を願うからね。左翼運動もさかんだったし、当然といえば当然か。 それで、いずれも120分超える180分近い大作が多い。けど、やっぱ観ちゃ…
大林宜彦映画を毎週見るようになって、もうU-NEXTはかなり観た。あとは180分近い大作が残っている。夜短い時間で観れるのないかな?と90分の「彼のオートバイ、彼女の島」を何気なく見た。 彼のオートバイ、彼女の島 角川映画 THE BEST [Blu-ray] 原田貴和子…
巣ごもりの間、大林宜彦の映画をずっと観ています。心の遠赤外線。 「この空の花 -長岡花火物語」を観ました。 この空の花 -長岡花火物語 (DVD通常版) 松雪泰子 Amazon 160分もの長時間なので、ダレるかなと思ったら、観ちゃうんですよね。 大林さんの映画は…
大林映画、ほんといいです。世の中があまりにも腐っておかしいので、清純で抒情的な映画を見ているとこちらの世界にいたくなりますね。 この「はるか、ノスタルジィ」は小樽を舞台にしています。私ももし、東京でない地方都市に住むなら小樽か福岡がいいなと…
すっかり、大林映画、連日みてる。心の栄養補給にいいよ。 でも、気になっているのが「世間の評価」と「実際見た印象」のギャップだね。 大林映画の場合、私がいいなと思った「廃市」とか評価が低い。 それで、この「天国に一番近い島」なんかかなりビリのほ…
「Wの悲劇」を観てから、「時をかける少女」「さびしんぼう」で大林宜彦の映画を連日観ている。今日は「廃市」を観た。 福岡県柳川市の水郷地帯をノスタルジックに描いた、渋い、いい作品だ。気に入っている。大林監督がスタッフの休暇を使って、最低限のス…
ここのところ家にいるしかないので映画を見る。 「Wの悲劇」を妻が観たいというので、観た。 主題歌の「WOMAN」。薬師丸ひろ子が歌っている。 自分は角川書店にいたが、実は角川映画は「野生の証明」「戦国自衛隊」ぐらいしか観ていなかった。 なので、その…
これ1980年なので自分がまだ9歳の時の映画だけど、今見たら色あせるどころかずいぶん当時としてはしっかりした作りだったことに驚いている。 復活の日 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video SF作家の巨匠、小松左京のベストセラーを映画化した。VFXなど…
いやあアメリカの細菌兵器部隊「フォート=デトリック」の活躍を描いたエボラウイルスのパンデミック、アクションサスペンス大作だ。 アウトブレイク (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この映画の見どころは、冒頭のBSL1~BSL4までの施設…
リュック=ベッソン監督の最初で最後の傑作だと思うのがこの「ニキータ」である。 ニキータ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video パリの不良女が強盗事件で逮捕され死刑を免れる代わりに国の女スパイとなって成長してミッションしていく過程…
新型コロナを予言していたというパンデミックサスペンス。 コンテイジョン (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video まずキャストが想定外に豪華。マット=デイモンにグウィネス=パルトロウ。さらにCDCを通して描かれるアメリカの新型コロナそっ…
この映画、そのクオリティの高さに驚くが「なぜか大ヒットには至らなかった」 アイランド (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 2013年の時点で「クローン人間ビジネス」「人工子宮」などを見事に描いている。マイケル=ベイならではのド派手…